「深刻な個人的事情」と判断 欧州ツアーはストレイカの出場義務試合数を緩和へ

PGAツアーとDPワールドツアーで戦うセップ・ストレイカ(オーストリア)は、今季DPワールドツアーの残り2戦、ドバイで開催される「アブダビHSBC選手権」(11月6〜9日)と、「DPワールドツアー選手権」(11月13〜16日)の欠場を発表した。
欠場の理由は、生後2か月の息子が退院するから。「ペイジ(妻)を支えるためアラバマに滞在し、トーマス(息子)がICUから自宅へ移行する際に最善のスタートを切れるようサポートする必要がある」とストレイカ。

8月初旬に生まれた息子は集中治療室で過ごしていたが、まもなく退院できるという。「この数か月間、心温まるメッセージとサポートに感謝したい」とコメントも発表している。

オーストリア出身のストレイカは10代で米ジョージア州に移住。9月にニューヨークで開催されたライダーカップで欧州チームメンバーとして出場したため、アブダビHSBC選手権とDPワールドツアー選手権の出場権を有していた。

しかし、この2試合を欠場することにより出場義務試合数(4大会)を満たせなくなったが、DPワールドツアーのガイ・キニングス最高責任者はストレイカを「深刻な個人的事情」と判断し、同選手の要件を2大会に引き下げた。

ストレイカは今季のPGAツアー、「ザ・アメリカンエキスプレス」、「トゥーリスト選手権」で2勝を挙げたものの、8月のプレーオフ第2戦の「BMW選手権」は欠場していた。(文・武川玲子=米国在住)

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