ジャンボ尾崎「強くなったな」 11打差Vの佐久間朱莉、師匠の言葉に感激「泣きそうに…」

<樋口久子 三菱電機レディス 事前情報◇30日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6690ヤード・パー72>

先週の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」で初日から首位を快走し、2位に11打差をつける異次元ゴルフで今季4勝目を挙げた佐久間朱莉。今週は地元・埼玉で自身初の2週連続優勝に挑む。
最終日は8打差リードの“勝って当たり前”という重圧の中、それを感じさせない堂々たるプレーを披露。「できすぎた1週間だったと思います」と、笑顔で振り返った。

優勝翌日には、師匠であるジャンボこと尾崎将司のもとを訪ねた。「『おかげさまで4勝できました』と言ったら、『強くなったな』っておっしゃっていただけました。めっちゃうれしくて、少し泣きそうになりました」。師匠に初めて“強くなった”と認められ、込み上げるものがあったという。

今大会の会場は自宅から「40〜50分ほど」の距離。「2週連続優勝したいので、頑張りたい」と力を込める。

火曜日の練習ラウンドでは、トレーナーを臨時コーチとして帯同。普段の体幹トレーニングで使うウォーターバッグを持ち込み、フェアウェイでゆさゆさと投げていた。「今週はかなりフェアウェイにアンジュレーションがあって、傾斜地からのショットがカギになる。そこからでもリズム良く、切り返しが速くならないよう振るために、傾斜地からウォーターバックを投げていました」と、コース対策にも余念がない。

5月からメルセデス・ランキング1位をキープし、現在は2位の神谷そらに約541ポイント差をつけている。今大会を含めて、シーズンは残り5戦。2週連続優勝の先には、年間女王の称号がハッキリと見えてきた。

師匠には「次は『年間女王になりました、という報告に来ます』と言いました。そこに向けて頑張ります」。今年4月の「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝を遂げるまでに123試合を要したが、ジャンボ邸で磨き続けた才能が一気に開花。残りの5試合でも、その成長を証明してみせる。(文・小高拓)

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