 
		日立建機はこのたび、2027年4月1日付で、社名を「ランドクロス」に変更すると発表しました。
旧社名から数えると60年以上続いた歴史ある名称が消滅へ
日立建機はこのたび、2027年4月1日付で、社名を変更すると発表しました。
新たな名称は「ランドクロス株式会社」で、これに伴いコーポレートブランドも「LANDCROS」に一新するとしています。
LANDCROSとは、豊かな大地、豊かな街を未来へという意味を込めた「LAND」と、「Customer(お客さまに)」「Reliable(信頼される)」「Open(オープンな)」「Solutions(ソリューション)」の頭文字からなる「CROS」を組み合わせた造語です。
日立建機では、すでに「LANDCROS」は2024年7月に発表しており、2025年4月以降、順次、革新的なソリューションに「LANDCROS」を冠して顧客や市場に対して提供を始めています。
今回の社名変更は、AI・ロボティクス・センシング・通信技術を融合した次世代の建機開発を進める一方、事業構造を従来のハードウエア中心から、ソフトを含めた建機に関する様々なサービスやデジタルサポート業務をメインにしていくという、その業容転換を受けたものです。
日立建機は、日本ではコマツに次いで第2位、世界的にみてもキャタピラー、コマツに次ぐ第3位のシェアを持つ建設機械メーカーです。
1950(昭和25)年に日本で初めて純国産の機械式ショベルを開発し、建機生産をスタートさせた会社であり、1955(昭和30)年には日立製作所の子会社として、日立建設機械サービス株式会社が設立されています。
1965(昭和40)年には、販売会社6社と日立建設機械サービスが合併し、(旧)日立建機株式会社が発足。1969(昭和44)年に日立建設機械製造株式会社が設立されると、翌70(昭和45)年に同社と(旧)日立建機が合併する形で、現在の日立建機が誕生しました。
旧社名から数えると60年以上続いた歴史ある名称が、2027年春、姿を消す模様です。
 
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