フライブルクに所属する日本代表MF鈴木唯人が、今季初アシストで勝利に貢献した。
DFBポカール2回戦が29日に行われ、デュッセルドルフ(2部)とフライブルクが対戦した。公式戦2試合ぶりの先発となった鈴木はトップ下でプレー。試合は開始から1分足らずでイゴール・マタノヴィッチが先制点を挙げ、幸先よくフライブルクがスコアを動かす。
さらに5分後、相手のスローインをマタノヴィッチがカットし、ワンタッチで前線のヴィンチェンツォ・グリフォへとラストパスを供給。冷静にGKとの1対1を制してリードを2点に広げる。一方のデュッセルドルフも、20分にクロスを折り返したケネス・シュミットのヘディングからアヌアル・エル・アズージが反撃のゴールをゲット。ビハインドを縮めて勝負はハーフタイムに突入する。
後半はデュッセルドルフが主導権を握るが、フライブルクも粘り強い守備で対応。そんななか、後半アディショナルタイムに鈴木が結果を残す。ホームチームが右サイドでコーナーキックを獲得し、GKをゴール前に挙げながら同点弾を狙う。しかし、短いリスタートから送ったクロスはフライブルクGKフロリアン・ミュラーに弾かれ、こぼれ球を回収したアペルカンプ真大のパスがミスとなる。ボールの先で待つ鈴木がダイレクトでロングパスを出すと、広大なスペースに抜け出したデリー・シェルハントが3点目を奪う。
結局、そのまま試合は3-1で終了し、勝利したフライブルクが2回戦を突破した。なお、鈴木とアペルカンプ真大はフル出場を果たしている。3回戦(ラウンド16)は、12月3日と4日にかけて行われる。
【スコア】
デュッセルドルフ 1-3 フライブルク
【得点者】
0-1 1分 イゴール・マタノヴィッチ(フライブルク)
0-2 6分 ヴィンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)
1-2 20分 アヌアル・エル・アズージ(デュッセルドルフ)
1-3 90+3分 デリー・シェルハント(フライブルク)
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