16歳・長﨑大星は5打のリードを守り切れず プレーオフ惜敗で涙「本当に悔しい」

<アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 最終日◇26日◇エミレーツ・GC(アラブ首長国連邦)◇7289ヤード・パー72>

2位と5打差をつけてスタートした16歳・長﨑大星(勇志国際高)だったが、フィファ・ラオパックディ(タイ)とのプレーオフに敗れ、優勝には届かなかった。
3日目を終えて、長﨑、そして中野麟太朗(早大)が続き、日本勢がワンツー体制を築いていた。 迎えた最終日、長﨑は4バーディ・6ボギーの「74」。中野は4バーディ・2ボギーの「71」でラウンドを終えた。

伸び悩む同組の2人を尻目に、ラオパックディが「68」をマーク。正規の最終ホールまでは長﨑が1打差で首位を守っていたが、ラオパックディがバーディを奪ったのに対し、長﨑は約1.5メートルのウィニングパットを外し、勝負はプレーオフにもつれ込んだ。

18番と17番を交互に繰り返す形式で行われたプレーオフは、3ホールに及ぶ熱戦に。最終18番でラオパックディがバーディ、長﨑がパーとし、勝負の行方が決した。ラウンド後、長﨑は大粒の涙を流し、その悔しさを爆発させた。ラウンド後のインタビューでも涙をこらえきれず「本当に悔しい」と心境を吐露した。

トータル13アンダーで中野は3位。今年が最後のアジアアマと位置づけていたが、昨年の日本大会に続く3位で大会を終えた。

トータル8アンダー・8位からスタートした片野貫一朗(エリム・クリスチャン・カレッジ)は「74」とスコアを落とし、トータル6アンダーの14位だった。

小林翔音(日大)は今週初のアンダーパーとなる「69」をマークし、トータル3アンダー・19位。小林匠(大阪学院大)はトータル2アンダー・21位。隅内雅人(日大)はトータル5オーバー・38位。松山茉生(福井工大福井高)は、トータル7オーバーの42位タイで大会を終えた。

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