<ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン 最終日◇26日◇ニューコリアCC(韓国)◇6525ヤード・パー72>
7カ国+世界選抜の計8チームによる国別対抗戦が韓国で行われている。2年ぶり5回目の開催となる大会で、日本は山下美夢有、竹田麗央、西郷真央、古江彩佳が“最強ジャパン”を結成。日本チームとして初のプールステージ(予選)通過を果たした。その1回戦では惜しくも米国に敗れ世界一こそ逃したものの、ここから3位決定戦に臨む。
その会場の雰囲気は華やかだ。ウェアやキャディバッグなど、チームごとに大会が用意したお揃いのものを使用。通常の大会とは異なり、お祭りのような雰囲気も感じさせる。そしてグッズも大会ならではのものがズラリ。それがとてもポップで…。ということで、ここでいくつか紹介したい。
まず気になったのが、カチューシャ。上につける“飾り”を自ら選べるのがポイントだ。大会名にちなんで、全8チームをイメージした“王冠”モチーフ。土台は6000ウォン(約640円)で、飾りひとつが7000ウォン(740円)と、お手軽価格でカスタマイズすることができるのもうれしい。どこか“あの夢のテーマパーク”を彷彿させるようなデザイン。何個つけるのもよし、対戦カードによってつけかえるのもよし。選び放題だ。
選手が着用するウェアも購入可能。各国をイメージした傘も気になるところ。日本は白地で、上部が赤で塗られている。ある関係者は「梅干しみたい」とポツリ。日の丸らしさが演出されている?
また、こんな“サービス”も。地球儀のような大会オブジェを撮影し、ハッシュタグとともにインスタグラムに投稿すれば、可愛らしい熊のキーホルダーがもらえる。服には韓国の国旗がつけられていて、背中には『OFFICIAL』と書いてあるのだが、選手にはそれぞれの国、名前がついたオリジナルモデルとなっている。
さらに“来場キット”として配られるバッグのなかに、黒いシートが同封されているのだが、これはスタンプラリー的に楽しめる。コース内には8カ所にブースが設けられていて、そのシートを渡すと、各チームのピンバッチを付けてくれる。8カ所全て集めると、これもオリジナルのボールマークをプレゼント。コレクター心をくすぐるノベルティだ。
エンタメ文化が発達する韓国ならではの、独自性あふれる大会グッズ。日本から集まったゴルフファンも、思わずトリコになっていた。(文・笠井あかり)
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