ウクライナ空軍の主力に“新たな切り札”大量提供へ! 両国が意向書に署名 納入はいつ!?

スウェーデン政府は2025年10月22日、ウルフ・クリステルソン首相とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、航空戦力分野における協力に関する意向書(LOI)に署名したと発表しました。

100機以上の規模になるグリペン提供

 スウェーデン政府は2025年10月22日、ウルフ・クリステルソン首相とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、航空戦力分野における協力に関する意向書(LOI)に署名したと発表しました。

 今回の意向書は、航空戦闘、防空、戦闘機などの先進技術の活用に関する経験と知識を共有することで、将来的にウクライナの空軍力を強化することを目的としています。

 スウェーデンは、JAS 39「グリペン」戦闘機を含む先進的な航空システムの開発・運用における数十年にわたる専門知識を提供します。この方針は、ウクライナの防衛能力を支援するというスウェーデンの強い決意を示すものです。

 意向書の署名式でクリステルソン首相は、「これはグリペン戦闘機に関する大規模な輸出契約に向けた一歩となります。おそらく100機から150機の戦闘機が輸出され、新たに非常に強力なウクライナ空軍が構築されるでしょう」と明言しました。

 なお、グリペンの納入時期について具体的な発言はありませんでしたが、式典後の記者会見では「3年以内に最初の納入が可能」との見通しを示しています。

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