昨年のリベンジなるか 中野麟太朗がアジアアマで1差好発進「いいゴルフをした」

<アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 初日◇23日◇エミレーツ・GC(アラブ首長国連邦)◇7289ヤード・パー72>

アジア太平洋地域NO.1アマチュアを決めるドバイ大会の初日。中野麟太朗が日本勢最上位タイとなる5アンダー・4位発進を決めた。
10番からトップスタートを切ると、12番でボギーが先行。しかし13番パー5で残り190ヤードを7番アイアンで3メートルにつけ、イーグル奪取で取り返すと、その後も4つのバーディを重ね「67」をマークした。

練習日には「最後の大会だと思って、楽しく4日間プレーしたい」と話していた中野。昨年大会3位のリベンジへ好スタートを切ったが、決して楽な戦いではなかったと振り返る。

最大のピンチに挙げたのは7番パー3だ。ティショットはグリーン左に外し、カート道路まで転がった。しかし、救済を受けてから放ったアプローチは「完璧」で、ガッツパーを決めた。

「ショットのイメージを思い出すのに9番ホールまでかかった」と違和感を感じながらのラウンドが続いた。それだけに「きょうはいいゴルフをしたかな」と、このスコアにうなずいた。

とはいえ、「グリーンが止まる」と語るように、好スコアが出やすいセッティングと捉えている。同組のポンサパック・ラオパックディ(タイ)が6アンダーまで伸ばす中、欲を言えば「もう少しバーディを取って、短いパットを決めたかった」と唇をかむ。

ただ、理想は4日間を通して波の少ないゴルフ。「あす以降にとっておいて」と焦らず優勝争いを目指す。(文・齊藤啓介)

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