令和版“奇跡の1枚”の裏側 中川心が語る拡散の捻じれと本音、アイドル再挑戦への想いも【モデルプレスインタビュー】

【モデルプレス=2025/10/23】ライブ中の写真が令和版“奇跡の1枚”として話題を呼んだ中川心(なかがわ・こころ)がモデルプレスのインタビューに応じた。反響を呼んだ当時を振り返るとともに、「次こそ最後」と再びのアイドル活動への熱意をのぞかせる今の心境を聞いた。

【写真】“令和版奇跡の一枚”話題の可愛すぎるアイドル

◆中川心、奇跡の一枚を振り返る

― “奇跡の一枚”としてバズったのが2024年、当時はどのような反響がありましたか?

自分発信で載せた写真ではなく、ファンの方が撮った写真を美容アカの方が見つけて投稿したのがきっかけで、自分が知らないところでバズりだしたんですよね。

アイドルを始めてここまでたくさんの方に注目してもらうことがなかったので、初めて批判的なコメントを受けてちょっと落ち込んだりしましたけど、「ラッキー」ぐらいに思ってました。当時はまさかこんなに反響があって、こんなにお仕事が増えると思っていなかったです。

― 実際の身の回りの反響は?

母校に挨拶しに行った時に先生から声をかけてもらったり、友だちからもたくさん連絡をもらいました。

― バズった影響で嬉しかったことを挙げるとしたら?

ファンの方が増えたことが1番嬉しかったです。高校2年生からアイドルをやっているんですけど、あんまりファンが増えずに伸び悩んでた時期ではあったので嬉しかったです。

― 反対に苦労したことは?

(バズったきっかけの)美容アカの方が最初にした投稿は「あの頃の橋本環奈」っていう文章で、決して似てるとは言ってなくて、“当時の橋本環奈さんみたいなバズり方をしている地下アイドルがいるよ”っていう感じだったんです。

でも、どんどん拡散される中で捻じ曲がっていって「似てない」「橋本環奈に比べて大して可愛くもない」とか、「性格が無理」みたいなことも書かれていて…。事実ではないことが広まるのが嫌でした。

― 批判的な方からの攻撃も初めてだったと思いますが、辛かった?最初からうまく回避できた?

本当に一瞬辛いとかはありましたけど、「どういう人だろう?」と思ってその人のアカウントを見に行くと「仕事が辛い」みたいな方が多かったので、「そっかー頑張ってください」って思ったら、なんか全然(笑)。書く人は書くし、妬みもあるし、自分の人生に満足してたらそんなこと書かないと思ったので、そう考えられるようになったら自分の気持ちも楽になって強くなりました。

― 優しい心の持ち主ですね。

仏って呼んでください(笑)。

◆中川心、SNSは「嫌いです(笑)」

― バズったことをきっかけにSNSの使い方に変化はありましたか?

最近、否定的なコメントがないと伸びないとか、「今日は何食べた?」みたいにみんながコメントしやすい投稿がいいとか、1日5回以上ツイートすると反応が少なくなるとか、研究するようになりました。

― SNS好きですか?

嫌いです(笑)。学生時代もあんまりインスタやTwitterをやるタイプではなかったので、アイドルをやっていなかったらこんなに投稿しないだろうし、SNSしないで売れるならどれだけありがたいか(笑)。

― 注目が集まるようになってから美容面での変化は?

指摘されるからこそ気になる部分もあったんですけど、自分が楽しい方がいいなと思ったので無理はせず、似合う髪色を見つけるぐらい。根本的なことは変えるというよりか、それなりに良いように見えるようにできる限りみたいな感じです。

◆中川心「次こそ最後」アイドルへの想い

― 現在はどんな活動をしているんですか?

個人でソロイベントをやって、カバー曲を披露したりしています。ご縁があって、有名なアイドル・アーティストさんの衣装を作っている方が衣装協力してくれたり、楽曲提供をしてくださる方もいたり、みなさんに支えられながら、本当に運で生きてるんじゃないかぐらい恵まれていると思います。

― ステージに立つ身として、普段から意識していることはなんですか?

ライブで歌ったり踊ったり、レッスンでも筋トレがあったりしたので、特に自分でやることはあんまりなかったんですけど、アイドルをやめてからちょっと太っちゃって(笑)。昔も食事制限してたんですけど、やめたら急に太ったので、今は歩くようにしていますし、同じ食生活でも今の方が頑張っています。

あとは、アイドルって割と好まれる顔が5パターンぐらいに限られると思っていて、その中で自分が1番似合いそうなものに近づけるようにしていました。アイドルさんのライブ映像やTikTokでバズっている女優さんの動画を見て、「どういう表情をして可愛いって言われてるのかな」と表情の研究もしてましたね。

― 最近、ガラッと金髪にイメチェンしましたよね。

高校2年生からアイドルをやっていて、暗めの髪の方が万人受けする職業だと思っていたんでハイトーンをやってこなかったんです。それでちょうど良い機会だったので夏に思い切って明るく。現場に来てくださるファンの方からは「いいじゃん!」「もっと明るくしなよ」って好評でした。ずっとハイトーンにしてみたかったけど4年間ぐらい我慢していて、20代のうちにやっておきたいと思って染めたので、「ハイトーンにしたらこういう服装をしたいな」「こういう髪型したいな」って4年間ずっと考えていたことができて嬉しいです。

ただ、だんだん暗くしていこうかなと思ってます。そろそろ、またアイドルを始めたいのでそれに合わせて暗くしていこうかなと。

― またアイドルとしての活動を考えている?

毎回「これが最後」って言ってるんですけど、次こそ最後に。今までは言ってこなかったんですけど「武道館を目指したい」って言っても恥ずかしくないぐらいのアイドルになりたいです。アイドルはずっとできるものではないと思うので、今とにかく頑張ります。

◆中川心の悲しみを乗り越える方法

― モデルプレスの読者には、今壁にぶつかっている方もたくさんいます。そんな読者に向けて、“悲しみを乗り越えた方法”を教えてください。

本当に信用できる人に相談して、食べて寝るっていうのが大事かなって思います。私の場合は1番信用できる人がお母さんとお父さんなんですけど、お友だちでも、おじいちゃんおばあちゃんでも、とにかく話すことで楽になると思うので、いっぱい話して、おいしいご飯をたくさん食べて、たくさん寝る。あとは何も考えない時間があってもいいんじゃないかなって思います。

◆中川心の夢を叶える秘訣

― 最後に、夢を追うモデルプレス読者へ向けて、中川さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。

自分もまだ夢を叶えてないけど、行動は早い方がいいと思うので、もし迷ってるなら早めに。今が1番早いので、まず行動したらいいんじゃないでしょうか。

― 中川さんは行動早めのタイプですか?

早いと思います。気になったら寝れなくなっちゃうタイプなので、その日のうちに解決するようにしています。例えば、編み物やってみたいって思ったら、その日のうちに100均に行って道具揃えちゃったり(笑)。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆中川心(なかがわ・こころ)プロフィール

2002年12月1日生まれ。静岡県出身。3歳からモダンバレエを始める。2024年、アイドル活動の中で収められた写真が“奇跡の一枚”として話題に。現在はフリーランスでイベントを行ったり、ファッションショーに出演したりと多岐にわたって活動中。

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