日本ゴルフツアー機構(JGTO)は22日、歴代会長で名誉会長を務めた海老沢勝二(えびさわ・かつじ)氏が、10月19日に享年91歳で死去したことを発表した。
海老沢氏は長年にわたり公共放送・NHKで会長を務め、放送界の発展に尽くした人物として知られる。2008年にはJGTOの理事に就任し、2012年から第6代会長として2期4年にわたり男子ゴルフ界を牽引した。
在任中は幅広い人脈を生かし、海外ツアーとの連携を強化。共催試合の創設など、選手たちが世界で活躍できる環境づくりに力を注いだ。特に、国際的なゴルフトーナメント運営体制の確立に貢献した功績は大きい。
2016年からは会長の座を青木功に譲り、JGTO名誉会長に就任。第一線を退いた後も、男子ツアーのさらなる発展を見守り続けた。
通夜は27日午後6時~午後7時、葬儀・告別式は28日午前10時30分~12時に東京都台東区の寛永寺で執り行われることも、あわせて発表された。
関連リンク
