アジアNo.1の称号を懸けて“七人の侍”がドバイへ 長﨑大星らも意気込み「出るからには優勝」

<アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 事前情報◇21日◇エミレーツ・GC(アラブ首長国連邦)◇7289ヤード・パー72>

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ、R&A、アジア太平洋ゴルフ連盟(APGC)が主催する「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」が、10月23日から26日まで開催される。

昨年は14年ぶりの日本開催となり、早稲田大4年の中野麟太朗が太平洋クラブ 御殿場コースで優勝争いを演じた。そして今年は、中島啓太が大会を制した2021年以来のドバイ開催でコースは、エミレーツ・ゴルフクラブ。

ドバイ中心部の南に位置し、摩天楼を望む中東屈指の名門コースだ。毎年DPワールド(欧州)ツアー「ドバイ・デザートクラシック」が行われ、タイガー・ウッズ(米国)やローリー・マキロイ(北アイルランド)らも優勝を飾っている。

日本勢は7人が出場する。リベンジに燃える中野、過去2大会でともに5位に入った隅内雅人、今年の「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」個人優勝の長﨑大星のほか、片野貫一朗、小林翔音、小林匠、そしてレギュラーツアーでも圧倒的な飛距離を見せつける松山茉生が名を連ねる。※出場予定だった本大志(米アリゾナ大)のケガによる欠場に伴い、松山が繰り上がりで出場。

14日にはオンライン会見が行われ、ともに大会初出場となる長﨑と小林匠が意気込みを語った。

「まさか今年、僕が出られるって正直思ってなかったので、出られるという連絡をいただいたときはすごくうれしかったです。初めてのアジアアマ出場なので、やっぱりちょっと緊張するところもあるんですけど、ドバイっていう初めて行く国で、少しでも上位に行けたらいいなと思ってます」(小林)

「今年の一番の目標がアジアパシフィック出場っていうところだったので、まずはその今年一番の目標が叶ったっていうところがすごくうれしかったのと、やっぱり中島啓太さんが優勝したところでもあるドバイで、同じ大会に出られるっていうのはすごく光栄ですし、出るからには優勝を目指して頑張りたいと思います」(長﨑)

同大会は2009年に創設され、優勝者には翌年の「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が与えられる。これまで松山英樹(2010年・2011年)、金谷拓実(2018年)、中島(2021年)がタイトルを獲得。米国や欧州ツアーで活躍する先輩たちは、この舞台を世界への扉としてきた。その登竜門に、今年は7人の侍が挑む。

【日本勢の出場者一覧】
中野麟太朗(なかの・りんたろう/早大)
隅内雅人(すみうち・まさと/日大)
長崎大星(ながさき・たいせい/勇志国際高)
片野貫一朗(かたの・かんいちろう/エリム・クリスチャン・カレッジ)
小林翔音(こばやし・しょおん/日大)
小林匠(こばやし・たくみ/大阪学院大)
松山茉生(まつやま・まお/福井工大福井高)

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