お手本は河本結! 大学教授が導き出した最高のパットのインパクトは「アッパー軌道でロフトを-1~0度」だった

日本獣医生命科学大学の教授・濱部浩一は、動作解析が専門だが、さまざまな角度からパットの動きを分析している。その中で、「理想のインパクトは3度アッパー軌道でインパクトロフト-1~0度」という結論に辿りついたという。では、インパクトロフトを立ててアッパー軌道に打つにはどうすればいいのか。パットの名手、日下部光隆と濱部がサッカー解説者・松木安太郎さんに伝授。
【松木】3度アッパー&ハンドファーストで打つにはどうすればいいんですか?
【濱部】 簡単なのは、河本結プロのようにアドレスでフォワードプレスをして手元を左に動かしてから打つことです。自然にハンドファーストに打てます。
【松木】 なるほど。体は少し左に傾いてもいいですか?
【日下部】 それだと左足体重になるので、ダウンブローになってボールが跳ねる。理想は左右5:5の体重配分。それとボール位置はセオリー通りに左目の下。ボール位置が真ん中寄りになるとダウンブローになりやすい。
【松木】 そうなんですね。
【日下部】 軸を真ん中に置くとロフトが寝やすくなるので、左背中に棒が刺さったイメージで打ちましょう。そうすれば、ハンドファーストを保って打てますよ。

■パットを大学で研究
濱部浩一
はまべ・ひろかず/日本獣医生命科学大学運動科学の教授。専門は動作解析だが、さまざまな角度からパットの動きを分析。その分野の第一人者。YouTubeで「濱部教授のゴルフ研究室」を配信中

■パットの名手
日下部光隆
くさかべ・みつたか/ 1968年生まれ、神奈川県出身。ツアーで3勝を挙げた業師。2007年よりレッスン活動を始め、現在は東京都世田谷区でWASSゴルフスタジオを主宰

■ゴルフ大好き解説者
松木安太郎さん
まつき・やすたろう/1957年生まれ。元日本代表のサッカー選手。ヴェルディ川崎の元監督で、現サッカー解説者。ゴルフ好きとしても知られる。現在の悩みは3パットが多いこと

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