「順位はなかなか気にかけられない」 吉田優利はボーダーラインに歯がゆさ

<BMW女子選手権 最終日◇19日◇パインビーチGL(韓国)◇6785ヤード・パー72>

吉田優利はトータル4アンダー・56位タイで秋のアジアシリーズ第2戦を終えた。強風下でも伸ばしあいになったなか、4日間すべてで70台。最終日も2バーディ・1ボギーの「71」と、もどかしい一日だった。
フェアウェイキープ89.3%(50/56)、パーオン率76.4%(55/72)と高水準のなか、苦しんだのはパッティング。「35」「26」「34」「30」と決め切れなかった。「パターを変えてみようかなと思います」とも話す。

米2年目で初出場のアジアシリーズは、予選カットのない4日間大会が続く。先週の「ビュイックLPGA上海」は26位だった。「いいところもあったし、悪いところも、修正しなきゃいけないところもたくさん見つかった。でも練習だとできるから、試合でつかんでいきたい」。来週のオフを挟み、残すはマレーシア、日米共催「TOTOジャパンクラシック」、そして米フロリダ州でのラストマッチとなる。

最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」のボーダーラインは、ポイントランキング60位。今大会終了後のランキングは71位(352.434pt)のままだったが、60位との差は105.494ptにひらいた。

「伸ばすためのゴルフより、スコア落としたくないと思ってゴルフしてしまっている。そこが1番の原因かな。いまは自分のゴルフに精一杯で、順位はなかなか気にかけられないところではある。本当に、気にかけられるくらいのゴルフをしたい」

アジア間の移動ともあって、今回のオフはいつもより多くの時間を日本で過ごすことができそう。「休まないとまた風邪をひいても困るので…。しっかり休みながら、練習をギュッとできたら」と見据えた。(文・笠井あかり)

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