藤田譲瑠チマ先発のザンクトパウリ、リーグ戦4連敗…ホッフェンハイムは第3節以来の勝利

 ブンデスリーガ第7節が19日に行われ、ザンクトパウリとホッフェンハイムが対戦した。

 代表帰りの藤田譲瑠チマが早速先発出場した試合は、アウェイのホッフェンハイムがやや優位に立って試合を運んでいく。対するザンクトパウリも、藤田などが起点となりながら決定機を作っていくが、得点には至らない。結局、両チームともに得点なく前半を終えた。

 均衡が破れたのは54分。ホッフェンハイムのアンドレイ・クラマリッチがボックス内へスルーパスを通すと、19歳のバズマナ・トゥレがワンタッチで合わせてゴール右にシュートを流し込み、先制点をもたらした。

 さらに59分、ヴラディミール・ツォウファルが味方とのワンツーを織り交ぜながら右サイドを駆け上がっていき、ボックス内のポケットに侵入。折り返しのパスをクラマリッチが右足で正確に決め、ホッフェンハイムが加点した。

 2点ビハインドのザンクトパウリは、アレクサンダー・ブレシン監督が交代カードを切りながら徐々に盛り返していくものの、なかなか目立った決定機を作れない展開が続く。

 すると79分、ザンクトパウリが前掛かりになったところをホッフェンハイムが自陣でボール奪取。そこからヴァウター・ブルヘルは高くなっていたDFラインの背後へパスを送ると、グリシャ・プロメルがGKとの1対1を制し、ゴールネットを揺らした。

 その後、ザンクトパウリが敵陣のボックス外右でFKを獲得し、キッカーを担当したダネル・シナニが直接ゴールを決めてみせた。一矢報いたかと思われたが、OFR(オンフィールドレビュー)の末に得点が取り消されてしまう。

 試合はこのままタイムアップ。ザンクトパウリが0-3で敗れ、これでリーグ戦4連敗。なお、藤田は82分までプレーした。一方、ホッフェンハイムは第3節のウニオン・ベルリン戦以来となる白星を勝ち取った。

 ザンクトパウリは次節、25日にアウェイでフランクフルトと対戦。一方のホッフェンハイムは次節、25日にホームでハイデンハイムと対戦する。

【スコア】
ザンクトパウリ 0-3 ホッフェンハイム

【得点者】
0-1 54分 バズマナ・トゥレ(ホッフェンハイム)
0-2 59分 アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム)
0-3 79分 グリシャ・プロメル(ホッフェンハイム)

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