バイエルンがドルトムントからドイツ代表DF引き抜きの可能性?…鍵を握るのは契約延長交渉か

 バイエルンがドルトムントに所属するドイツ代表DFニコ・シュロッターベックの動向を注視しているようだ。16日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。

 現在25歳のシュロッターベックはビルドアップ能力にも定評がある身長191cmの左利きのセンターバック(CB)。2017年にフライブルクの下部組織に加入し、2018-19シーズンにトップチームデビューを飾ると、2022年夏にはドルトムントへ完全移籍。ここまで公式戦通算128試合で6ゴール16アシストをマークしているほか、ドイツ代表にも定着しており、ここまで国際Aマッチ通算22試合に出場している。

 報道によると、ドルトムントは2027年6月末までとなっているシュロッターベックの契約期間を延長するべく、代理人との交渉を進めているとのこと。仮に合意に達すれば、シュロッターベックは年俸総額1000万ユーロ(約17億円)程度を受け取り、チーム内で最高給の選手になるという。

 しかし、選手本人および代理人は未だ決断を下していない模様。バイエルンはこうした状況を注視しており、仮に契約延長交渉が破断した場合には、獲得オファーを提示する可能性があるようだ。バイエルンとしては、フランス代表DFダヨ・ウパメカノの契約延長交渉が長期化していることや、日本代表DF伊藤洋輝が負傷を繰り返していること、さらには韓国代表DFキム・ミンジェ売却の可能性を考慮し、国内最大のライバルで活躍中の実力者に関心を寄せているという。

 具体的な交渉は行われていないものの、すでにバイエルンはシュロッターベック獲得の可能性を模索するべくドルトムントに接触したとのこと。契約延長交渉も含めて今後の動向に注目が集まる。

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