
日本代表MF佐野海舟(マインツ/ドイツ)の市場価値が上昇中だ。
日本代表は、10月に行われたキリンチャレンジカップ2025を1勝1分で終えた。10日に行われたパラグアイ代表戦、14日のブラジル代表戦ともにビハインドを追いかける展開となったが、ブラジル代表戦では0-2からスコアをひっくり返し、3-2で逆転勝利。14戦目にしてA代表として初めてブラジル代表を撃破するという歴史的快挙を達成した。
10月シリーズの結果を受け、日本代表選手たちの市場価値に動きが出ている。なかでも、パラグアイ代表戦で先発出場(89分までプレー)し、ブラジル代表戦では先発フル出場を果たした佐野の評価は高い。ドイツのデータサイト『Transfermarkt』によると、14日に更新された佐野の最新市場価値は2,500万ユーロ(約43億5,000万円)を記録。それまでの2,000万ユーロ(約34億8,000万円)から大幅な伸びを示した。
なお、市場価値は2,500万ユーロは佐野にとってキャリア最高額。南米勢との2連戦にて強い存在感を放った“中盤の支配者”が、着実に進化を遂げている。