
バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラは負傷からの復帰に向けて意欲を語った。14日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
ムシアラは今夏開催されたFIFAクラブワールドカップ2025の準々決勝パリ・サンジェルマン戦で足首を負傷。検査の結果、足首の脱臼および腓骨の骨折と診断され、長期離脱を余儀なくされている。
ムシアラ不在の今シーズン、バイエルンはここまで公式戦10試合全勝と、圧巻の序盤戦を過ごしている。ブンデスリーガでは2位ドルトムントに勝ち点「4」差をつけており、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では連勝を達成。DFBポカール1回戦では終盤のハリー・ケインのPKで2回戦に駒を進めた。
そんななか、ムシアラは「ケガをしている間は、多くのことを学べると思う。例えばだけど、普段どれほど楽しんでいるか、どれほどサッカーを愛しているかわかるんだ」とコメント。チームを外から見つめる離脱期間中も前向きな心境を語った。
『スカイスポーツ』によると、ムシアラの復帰時期は依然として不透明でありつつも、今年中の復帰を目標にしていると指摘。ムシアラは「ピッチ上ではすべてのことを考える時間はないから、冷静に改善点を見つめたい。より良い状態で戻って来たい」と語り、来夏に行われるFIFAワールドカップ26出場のためにも復帰に向けて準備を進めている。