
バイエルンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスのリハビリは復帰に向けて順調に進んでいるようだ。12日、クラブの公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
A・デイヴィスは、3月23日に行われたCONCACAFネーションズリーグ・3位決定戦のアメリカ代表戦で右ヒザを負傷。検査の結果、右ひざの前十字じん帯断裂が判明し、長期離脱を余儀なくされた。
現在は同様にケガで離脱している日本代表DF伊藤洋輝やドイツ代表MFジャマル・ムシアラらとともにリハビリを続けていることが、バイエルンの公式サイトでも伝えられている。そんななかA・デイヴィスは「ランニングもトレーニングも順調に進んでいる」とコメント。9月初旬から個人トレーニングを開始しているが、チームトレーニング復帰の時期は依然として未定のようだが、「このようなケガはスポーツにつきものだ。今できることは、復帰に向けて戦うことだけだ」と前向きな言葉を述べている。
また、この夏は精神的に厳しい時間を過ごしたと振り返っており、「肉体的よりも精神的に厳しかった。筋肉は自然と回復するだろうが、どれくらい休むことになるのかわからなかったのは、本当につらかった」と明かしている。それでも同選手は「未来は明るい。リハビリの一番大変な時期は終わった。チームに合流して、大好きなサッカーをプレーできることを楽しみにしている」と語り、復帰を心待ちにしている。