史上初の“変則9ホール”、セカンドカット使用は7度目 女子ツアーが濃霧で大混乱

<スタンレーレディスホンダ 最終日◇12日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇3281ヤード・パー36>

大会最終日は早朝から発生した濃霧の影響で、大幅なスタート時間の遅れ、さらに競技方式に変更が生じた。遅延発表は7度。二転三転のすえのスタートだった。
もともと午前7時30分に第1組がスタートする予定だったが、その後も遅れが生じた。そして午前9時50分には、規定ホール数完遂を目指すため、セカンドカットを実施することが決定。第2ラウンド終了時点でトータル4アンダー・23位タイまでに入った30人のみが、最終ラウンドをプレーできることになった。

ただ、それでも霧は晴れず、午前10時40分にはスタートが午前11時30分になった旨と、「比較的、霧が少ない」ホールを使用する、変則9ホールでの実施が伝えられた。使用ホールは1番、9番、10番、11番、14番、15番、16番、17番、18番。この変則9ホールでの実施というのは、1988年のツアー制度施行後、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーでは初めてだ。

またJLPGAツアーでセカンドカットが実施されるのは、初めて使用された2020年の「ニトリレディス」から、今回が7度目。直近は昨年9月の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」で行われ、同年には3度実施されている。

なお、最終ラウンドをプレーできなかった選手も、第2ラウンド終了時点の順位に応じて賞金、ポイントは付与される。また大会は45ホール短縮競技になったが、最終日に9ホールをプレーしているため、賞金加算は100%になる。

【過去のセカンドカット実施トーナメント】
2020年8月 「ニトリレディス」
2021年7月 「資生堂レディス」
2023年6月 「リシャール・ミル ヨネックスレディス」
2024年3月 「Vポイント×ENEOSゴルフ」
2024年5月 「RKB×三井松島レディス」
2024年9月 「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」

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