
<ビュイックLPGA上海 初日◇9日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6703ヤード・パー72>
予選落ちなしの4日間大会。山下美夢有は初日からバーディ合戦についていった。6バーディ・1ボギーの「67」で回り、首位と3打差の5アンダー・10位タイ発進。まだ暑さの残る上海で笑顔を見せた。
4番でボギーが先にくるも、ピンに絡めた7番パー3から連続バーディ。後半には4つのバーディを奪って、リーダーボードを駆け上がった。大会を中継するWOWOWのインタビューでは、「ショットは比較的安定していたけれど、なかなかパッティングが決まってくれなかった。後半はミドルパットが入ってくれて良かった」と振り返る。
グリーンコンディションの影響もあってラインが読みづらく、タッチも合わせにくい状況。「見た目と打つ時と、感覚がちょっと違う。そのなかでも決めたいバーディパットは決められた」と、パット数を27回にまとめ、チャンスをしっかりとモノにした。
一方で、パー5でのバーディはゼロ。あす以降、まだまだ伸びしろはありそうだ。「アンダーパーで回れるように、最後はパッティングで決め切れるように頑張りたい」と意気込んだ。