米ツアー組6人が富士の麓に集結! 渋野日向子がプロアマで最終調整、原英莉花は会場入り→即練習

<スタンレーレディスホンダ 事前情報◇9日◇東名カントリークラブ(静岡県)◇6435ヤード・パー72>

富士山を望みながらプレーするコースに、今週、米国ツアーから参戦する6人が集結した。渋野日向子はプロアマに出場。ゲストたちとのプレーで最終チェックを行った。
7日にアウト9ホール、翌8日にはイン9ホールを回り、この日の18ホールで計36ホールをプレー。今大会には優勝した2021年以来の出場となる。「(米ツアーの)ペリカンで(シードなどが)決まってしまうので、そこに向けて少しでも自信をつけていきたい」。渋野にとって、現時点で唯一出場が見込まれる米ツアー「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」(11月13~16日、フロリダ州)に向けても大事な試合になる。

今週から開催されている米ツアー・アジアシリーズへの出場権を得られなかったこともあり、今週に加え、来週の「富士通レディース」(17~19日、千葉・東急セブンハンドレッドC)、さらに2週後の「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」(23~26日、兵庫・マスターズGC)までの日本3連戦が確定。「試合でしかつかめないものがある。リズムの確認などいろんなことをして、少しでも変わりたい」と、いずれも貴重な時間になる。

そして9日には、今季、米下部ツアー(エプソン・ツアー)で戦った原英莉花もコースに姿を見せた。先週の最終戦「エプソン・ツアー選手権」に出場。今季初の予選落ちを喫したが、大会後の5日に行われたカード授与式に参加したこともあり、8日に帰国した。

今季初出場となる国内ツアー会場には開幕前日の昼頃に入り、その後は練習のみで調整。今季、エプソン・ツアーのポイントランキングで5位に入り、同15位までの選手が得られる来季のツアーメンバーカードを取得しての帰国とあって、選手、関係者からは『(昇格)おめでとう』など、祝福の嵐を受けた。米国での1年間を終えた直後の感想については、「ホッとしている気持ちと引き締まった気持ち」と話す。疲れに関しては「全然(ない)」とキッパリ。さらに今週の目標を聞かれると「優勝」と言い切った。

この他、先週の「日本女子オープン」から連戦の古江彩佳や、米ツアー優勝後の“凱旋試合”となる明愛&千怜の岩井姉妹、さらに冠スポンサーのホンダとスポンサー契約を結ぶ笹生優花と、米国を主戦にする選手6人が出場。日本開催の米男子ツアー「ベイカレントクラシック」が横浜で行われているが、静岡も米ツアー勢のプレーに沸きそうだ。

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