秋田新幹線「こまち」新型に置き換えへ “国内最速のミニ新幹線車両”次世代の開発に着手! 形式はどうなる?

JR東日本は、次期秋田新幹線の車両の開発に着手する方針を明らかにしました。

鮮やかな「赤い新幹線」置き換えが決定

 JR東日本は2025年10月7日、次期秋田新幹線の車両の開発に着手する方針を明らかにしました。現行車両であるE6系の老朽取替を目的に導入され、同形式は今後、置き換えられる予定です。

 E6系は2013年3月にデビューし、主に秋田新幹線「こまち」などで活躍しています。在来線と新幹線を直通できる「ミニ新幹線」車両として開発され、一般的な新幹線車両より小型に作られていることが特徴。新幹線区間では国内最速の320km/h運転に対応しており、在来線区間での曲線通過性能にも優れています。

 JR東日本は、次期秋田新幹線の導入目的について「E6系の老朽取替に伴うもの」(コーポレート・コミュニケーション部門)としたうえで、「形式はE11系になる」と話します。

 次期秋田新幹線の車両は、新たな新幹線専用検測車と同時に開発され、どちらが先に登場するのかは「決まり次第公表する」とのこと。検測車は最高速度320km/hに対応することが発表されていますが、次期秋田新幹線車両の最高速度は「現時点では未定」としています。

 ミニ新幹線車両をめぐっては、2008年に運行を開始した山形新幹線向けのE3系2000番台が、年内に運行を終了する見込み。運行開始から運用終了までは約17年間で、在来線車両と比べると車両の寿命は短くなっています。

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