バイエルンが来夏のグエイ獲得を検討?…バルサ、レアル、リヴァプールも関心か

 バイエルンがクリスタル・パレスに所属するイングランド代表DFマルク・グエイに関心を寄せているようだ。6日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のグエイはチェルシーのアカデミー出身で2019-20シーズンにトップチームデビューを飾った。スウォンジーへのレンタルを経て2021年夏にクリスタル・パレスへ完全移籍加入すると、ここまで公式戦通算167試合に出場し9ゴール5アシストをマーク。オリヴァー・グラスナー監督率いるチームでキャプテンを務めており、近年はイングランド代表にも定着している。

 現行契約が2026年6月末までとなる中、今夏の移籍市場ではリヴァプールから10パーセントの売却条項が付随した3500万ポンド(約70億円)のオファーが届き、クリスタル・パレスは渋々受諾。ところが、代役の確保ができなかったことで移籍は破談となり、メディカルチェックの第一段階を終えていたグエイは土壇場でクリスタル・パレスに残留することとなった。

 クリスタル・パレスとの契約延長の意思はなく、来夏の退団が見込まれているグエイ。報道によると、バイエルンがフリートランスファーでの獲得に興味を示しており、すでに代理人と初期の交渉を開始しているという。交渉が進展するか否かはフランス代表DFダヨ・ウパメカノと韓国代表DFキム・ミンジェの去就次第となっているが、スポーツ部門の取締役を務めるマックス・エバール氏はグエイの能力を高く評価しているようだ。

 なお、移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、バルセロナやレアル・マドリードもグエイに関心を寄せているほか、リヴァプールも再び獲得に乗り出す可能性があると指摘している。

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