
<ロッテ選手権 3日目◇3日◇ホアカレイCC(ハワイ州)◇6566ヤード・パー72>
米女子ツアーハワイ決戦3日目。風が強いタフなコンディションだったが、岩井明愛は3バーディ・2ボギーとスコアを1つ伸ばしリーダーボードの頂点に立った。ツアー2勝目へ単独首位で最終日を迎える。
ラウンドを振り返り「コンディションが難しく、風もあったし、ピンも振ってあってタフな一日だった。きょうもアンダーで回れてよかった」と笑顔を見せた。
1番パー5はバンカーからの3打目を寄せきれなかったもののバーディ発進。左サイドが池に対し、グリーン左にピンを切った4番パー3では果敢に攻めて2つ目のバーディ。
2クラブ変わる風にも対応し、「大きめのクラブを持ってコントロールできたので、いいディスタンスだった」と語る。10番ではティショットをバンカーに入れながらもパーオン、7~8メートルのバーディパットを沈めた。
12番でボギーを叩いた後は、13番や16番ではピンチをしのぐパーセーブと耐える展開が続いた。「正直外したかなと思ったけれど(笑)、入ってくれてホッとしました」と胸をなで下ろした。キャディと笑顔で話しながらプレーする姿も印象的で、「いつも通り、楽しくできていた。あしたも話し合いながら楽しんで頑張りたい」と語った。
8月に初優勝を経験しているが「気持ちはまだチャレンジャー。精一杯頑張りたい」と謙虚さを忘れない。最終日は勝みなみと最終組で回る。「素晴らしいですね。楽しみです」と日本人同士の優勝争いに胸を躍らせた。
首位で迎える最終日に向けて「自分らしく、岩井明愛らしく、アグレッシブなプレーで頑張ります」と力を込めた。