高知県馬路村の『ゆずぽん酢』

高知県の馬路村はユズの産地です。昔から馬路村ではユズを絞ったユズ酢が作られていました。地元ではユズ酢は重宝され、独特の香りが良い事から、三杯酢などに酢の代わりに使われていました。特に需要が多かったのは冬の鍋の時期で、水炊きの漬けダレや湯豆腐に醤油と混ぜてかけたりして使っていました。当時はユズ酢としてビン入りで販売されていたようです。

その後大手メーカーからポン酢タレが発売され、売れるようになると地元ではユズ酢を使った『ゆずぽん酢』が開発され『ぽん酢しょうゆ・ゆずの村』の商品名で発売されましが、従来のポン酢とは全く違う風味のポン酢で高知県でのヒット以外に全国的にも人気が広がりました。この商品の発売により、高知市周辺では、ユズ酢の原液を買う必要はなくなったといわれています。

『ゆずぽん酢』は前述の水炊きの漬けタレと湯豆腐と非常に相性がよく、普通のポン酢で食べるのとでは別物です。最近ではしゃぶしゃぶのタレ、ステーキのタレなどその他色々使われるようになりました。今では高知県でポン酢といえば『馬路のゆずぽん酢』といわれるくらいの地位になっており、馬路村はユズで成り立っていると言っていい状況です。

第二弾、第三弾とユズを使った商品が出され、またユズを使ったフレンチなどをふるまう店もあります。しかしなんといっても代表は『ゆずぽん酢』なのです。高知県の量販店では何処でも販売しています。また都会のアンテナショップ、そしてネットなどで販売しています。一般的に販売されている甘目のポン酢とは全く違い、ユズの香りと酸味が強く、とにかく食をそそる味わいです。料理用途が広がりどんな料理にも使える高知県馬路村発の調味料です。

[写:t-mizo@fliker]


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