一目惚れで即決! 真っ赤な“荒木優奈専用パター”をメジャーで即投入「引っかけるクセがまったく出ない」

<日本女子オープン 初日◇2日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

真新しい、真っ赤なパターに納得の表情を浮かべたのは、今季1勝のルーキー・荒木優奈。午前組で回り、3アンダーというスコアには「短い距離のショットが多かったから、もう少し寄せられた」と“まだいける”という感覚も残したが、首位と4打差の26位タイと、十分に上を狙える位置だ。
この大舞台に、“急きょ”パターを変更して臨んでいる。手に握られているのは、今週からツアーに投入されたオデッセイの最新作『SQUARE 2 SQUARE TRI-HOT(スクエア・トゥ・スクエア トライホット)』。3つあるモデルのうちの1つ、『JAILBIRD』だ。

この、今、流行りのゼロトルクパターを初めて試したのは、今大会開幕2日前のこと。練習グリーンに置いてあったものを何気なく打ち、“一目惚れ”した。そこで、好みを伝えた“荒木仕様”の1本を新たに組んでもらい、開幕前日の朝、完成品をゲット。すぐさま、その日の練習ラウンドから使い始めた。この即決理由については、こう話す。

「先週まで使っていたパターは、重いグリーン用で前に進むように作ってもらっていたから、(グリーンが)少し速くなっただけで行き過ぎてしまう。それで先週、見事なノーコンぶりを披露してしまった。この新しいパターは、打感もやわらかくて、前に行きすぎる感じもないんです」

さらに性能的にも、「真っすぐにしかいかない。普通のパターだと私は引っかけるクセがあるんですけど、それもまったく出ない。練習でも全部同じ球が出る」と納得。文句なしで即採用を決めた。

この日のパット数は「29」と及第点だが、「ラインの読みが甘くて」という部分に伸びしろもある。目にも鮮やかな“赤”は、「かっこいいですよね」と見た目もタイプ。「距離感も合っていたし、あしたも使います」。新たな相棒とともに、今季2勝目、そしてメジャー制覇を狙っていく。(文・間宮輝憲)

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