古江彩佳が地元メジャーで好発進 女王候補2人の“成長ぶり”に「すごいな」

<日本女子オープン 初日◇2日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>

3977人のギャラリーの一番人気となったグループで、古江彩佳が存在感を示した。2学年下の佐久間朱莉、3学年下の神谷そらとの予選ラウンド。今季日本ツアー初戦をボギーなしで回り、バーディは4つ。「68」の16位発進に完璧主義者の25歳も及第点をつけた。

「良くも悪くもなかったかなと思います。3、4ヤードのバーディパットを決めていけたらというのはあるけど、ノーボギーで上がれて良かったです」

この日は短い464ヤードに設定された7番パー5では、残り220ヤードから3番ウッドで2オンに成功。イーグルは逃したが、きっちりスコアを伸ばした。11番パー3ではティショットをピンそば1メートルにつけ、13番パー4は5メートルを沈めた。

昨年11月の日米ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」以来となった日本での試合。大きな声援と拍手はビタミン剤だった。「日本に帰って来たな、という感じがする。すごく力になります」。昨年10月の「スタンレーレディス ホンダ」の初日と2日目に佐久間と、最終日は神谷と回った。それ以来となるラウンドで、「2人ともピンを攻めていけている。すごいなと思った」と年間女王候補に成長した2人のプレーに感心したが、後塵を拝するつもりはない。

「自分もしっかりピン筋を目指したい。トップは7アンダーでトップ10もビッグスコアで回っている。このスコアを続けていけるかどうかですね。普段の試合と変わらず、自分を信じながらやっていきたいです」

昨年の「アムンディ・エビアン選手権」で海外メジャーを制した。スポット参戦で挑む日本一のタイトル。世界ランキング20位の実力者がさらにギアを上げていく。(文・臼杵孝志)

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