
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 事前情報◇16日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
今週の米国女子ツアーは、現地時間19日(金)に開幕する。この大会は年間2試合しかない3日間競技とあって、初日から激しいバーディ合戦が期待される。
日本勢は今季、米ツアーを主戦場にする13人全員が出場を予定している。そのひとり山下美夢有は、米初優勝となった8月のメジャー「AIG女子オープン」(全英)を含め、日米ツアー合わせ5試合連続でトップ10入り中と好調を持続。先週の「クローガー・クイーンシティ選手権」も優勝争いのすえ、日本勢最上位の4位で大会を終えている。
この他、前日に「日本女子オープン」出場が発表された古江彩佳や、西郷真央、笹生優花、2試合連続でトップ10入り中の畑岡奈紗もエントリー。ポイントランキング102位からシード圏内の80位入りを目指す渋野日向子や、同141位の西村優菜も、ここでの大量ポイント獲得を目指していく。勝みなみ、竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜、馬場咲希、吉田優利はアジアシリーズへ向けても弾みをつけたいところだ。
昨年はジャスミン・スワンナプーラ(タイ)がルーシー・リー(米国)とのプレーオフを制し、通算3勝目を挙げた。2012年には宮里藍、18年と21年には畑岡奈紗が優勝しており、日本勢に好相性の大会とも言われている。賞金総額は300万ドル(約4億3800万円)で、優勝者は45万ドル(約6570万円)を手にする。