
滝川第二高校、東北福祉大学のゴルフ部で腕を磨き、現在はJPDA(日本プロドラコン協会)ドラコンプロとして活躍する松浦美侑。身長161センチ・58キロという体格ながらも、鹿児島県の三豊ゴルフクラブの練習場で開催された試合にて、自身最長の305ヤードを記録している。6日に行われた試合の様子をレポートしてくれた。
◇ ◇ ◇
みなさんこんにちは! JPDAドラコンプロの松浦美侑(まつうら・みゆ)です。みなさんに飛ばしのレッスンだけでなく、トレーニングや私のプライベートの様子もこれから発信していきますので、よろしくお願いします!
さて、今回は9月6日に静岡県の東名カントリークラブで開催されたJPDA「チャンピオンズ 予選」に出場したことについてお話したいと思います。
まず、私の所属するJPDAで行われている競技方法について簡単に説明します。JPDAでは、1対1の対戦形式。1ラウンドで1分10秒以内に3球を打ち、グリッドを捉えた最長飛距離をそのラウンドの記録とします。それを3ラウンド行い、合計飛距離が長い方が勝利するというルールです。
JPDAでは、階級制を導入していて、年齢によるカテゴリーと、体重によるクラス分けがされています。私が出場しているのは、女子オープン(年齢無制限)の-58kg級です。
今回は(押尾)紗樹さんとの対戦でした。紗樹さんは、本当に上手いし強かったです。曲がらなくて、飛ぶ。雨の翌日で地面が柔らかい上に、着弾地点辺りがずっと上っているのでランが出にくい状況でしたが、260ヤード近く飛ばしていました。
私は、237ヤード、249ヤード、243ヤードの合計729ヤードでしたが、紗樹さんは245ヤード、251ヤード、257ヤードの合計753ヤード。完敗です……
勝てませんでしたが、実は今日1つ新たな挑戦をしていました。いつもは先調子のシャフトを使っているのですが、試してみたくて元調子のシャフトを使ったんです。
いつものスイングだと絶対につかまらないので、ヘッドを少し被せて打って、ギリギリつかまえられました。全体的に下目な当たりではあったんですけど、初めて振ったにしてはいい感触で、調整すればもっと飛ばせるかも!と感じています。
新しいシャフトを振るのもワクワクしたし、スコアを気にせず思いっ切り振れるのも気持ちよかったです。ここは“飛んだ人”が勝ちなので、やっぱりドラコンは楽しいなって思いました。
次は11月に鹿児島県の三豊ゴルフクラブで開催される「挑戦者決定戦」に出場予定です。今日使った元調子にするか、いつもの先調子にするかは分かりませんが、残りの期間でしっかり調整して臨みたいと思います。
去年は、挑戦者決定戦の決勝で負けてしまったので、今年はそこで勝ってチャンピオンの鈴木真緒ちゃんに挑戦できるように頑張りたいと思います!
■松浦美侑
まつうら・みゆ/ 1998年生まれ、兵庫県出身。東北福祉大学ゴルフ部でプレー後、JPDAドラコンプロとして活躍。最長記録は305ヤード。現在はレッスンプロとしても活躍中。
◇ ◇ ◇
身長161センチでなぜ305ヤード飛ばせる? 関連記事『身長161センチで最長305ヤード! ドラコン女子・松浦美侑が教える超簡単飛距離アップ術とは?【ドラコン女子の飛ばしテク】』で秘密を大公開!