男子テニスの若き世界王者は大のゴルフ好き　コートでもたびたびスイングを披露、4大大会期間中でもラウンドを楽しむ

4大大会の1つの全米オープンテニス、男子プロテニス協会（ATP）、ゴルフの米国男子ツアーの3者が公式インスタグラムを更新。今月開催された全米オープンで2度目の優勝を飾ったカルロス・アルカラス（スペイン）が、ラケットをゴルフクラブに見立てて笑顔でスイングをする姿を動画で投稿した。
全米オープンテニスは「気をつけて！ アルカラスは皆さんが気付かないうちに、男子ゴルフツアーに自分のスイングで紛れ込んでいるかもしれませんよ！」と楽しそうにゴルフ界に警告を発すると、米国男子ツアーは「彼とデートの約束をしないといけないね」とコメント。この軽妙なやり取りに多くのテニスファンやゴルフファンが反応していた。

アルカラスのゴルフ好きは有名で、大きな大会の開催中であっても、日程が空くとラウンドに出かけてしまうこともあるという。今大会中にも、同じスペインのセルヒオ・ガルシアとゴルフを楽しんだそうだ。

現在22歳のアルカラスは、19歳でATPランキング1位に立ち、最年少記録を更新。4大大会では全米、全仏、ウィンブルドンで2勝ずつを上げ、全豪オープン（最高でベスト8）の優勝で生涯グランドスラムの達成となる。また昨年はパリ五輪で銀メダルも獲得している。

全米オープン決勝では昨年の覇者ヤニック・シナー（イタリア）を下したアルカラス。この勝利で約2年ぶりに世界ランキング1位を奪還した。

テニスコートでたびたびスイングを披露した若きチャンピオンだが、はたして実際のラウンドではどのようなゴルフを見せてくれるのだろうか？