元調子なのに“ウルトラ”やさしい!? チーピン持ちが『ATTAS RX ULTRA BLACK』を打ってみた【編集部員の独断と偏見】

UST マミヤの新作シャフト『ATTAS RX ULTRA BLACK』が10月9日に発売予定。メディア向け試打会があり一足先に打たせていただいたので、その体感をレポートします。
まず筆者についてですが、ゴルフ歴は6年ほどで、ドライバーのHSはトラックマンで平均45m/s。この業界に入って3年目のまだまだ見習いです。普段は『TPT POWER RANGEシャフト』の15Hi(SとXの中間程度のフレックス)を使用しています。手元が硬く、あまりしなりを感じないのですが、インパクトで先が最後に少しだけ動いてくれて、ナチュラルにつかまえてくれる。左に打ち出して、真ん中に戻るフェードが一番好きな弾道で、このシャフトならそれが打ちやすいと感じています。

今回試打した『ATTAS RX ULTRA BLACK』は、昨年発売された『ATTAS RX SUNRISE RED』の兄弟モデル。『RX』は「処方箋」を意味しており、今作は“左のミス”への特効薬になるといいます。

実は筆者、昨年はチーピンに悩まされた1年でした。それを機に、現在のシャフトに行きついたのですが、出会う順番が違えばこちらがマイシャフトになっていたのではないか……と思うほど左へのミスが出ませんでした。左に振り抜いて、やや左に出てしまっても、そこからさらに左に曲がることはありません。緩やかにフェードして右に戻ってくれます。

不思議なのは、元調子なのに手元がしなっている感じがあまりないこと。以前試打した他社の元調子のシャフトは、トップでむにゅっとしなる感じがあり、タイミングが取りやすかった。ただ、『ULTRA BLACK』は手元のやわらかさをそれほど感じないものの、タイミングが取りやすいんです。

キックポイントは真逆なものの、マイシャフトに少し近い感覚があります。どこかが特別しなるわけではなく、全体的に戻ってきてくれる感じです。これなら急に先が走ってつかまり過ぎることもないでしょうし、安定してインパクトを迎えられると思います。ちなみに、筆者は7Sと6Xが振りやすいと感じました。普段70グラム台は重くて振れない印象なんですが、手元側がやや重めになっているそうで、カウンターバランスのおかげで問題なく振れました。

想像以上にやさしいですし、40グラム台~70グラム台まで幅広いラインナップ。老若男女問わず恩恵を受けられると思います。試打会も開催されるようなので、ぜひ試してみてください。

『ATTAS RX ULTRA BLACK』
4R 4SR 4S 4X
5R 5SR 5S 5SX 5X
6SR 6S 6SX 6X
7S 7X
価格/44,000円(税込)

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