N・ジャクソン、バイエルン加入が土壇場で消滅? デラップ負傷でチェルシーが帰国を要請か

 チェルシーに所属するセネガル代表FWニコラス・ジャクソンのバイエルン加入が、土壇場で消滅したようだ。30日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。

 現在24歳のN・ジャクソンは、2019年7月に母国セネガルのカサ・スポーツからビジャレアルの下部組織に加入。2020-21シーズンはレンタル先のミランデスでプレーし、ビジャレアル復帰後の2021年10月にトップチームデビューを飾った。若くしてスペインで結果を残すと、2023年7月にはチェルシーへと完全移籍。ここまでの2年間で公式戦81試合出場30ゴール12アシストを記録している。

 昨年9月にチェルシーとの契約を2033年6月30日まで延長したN・ジャクソン。しかし、同クラブは今夏の移籍市場でブラジル代表FWジョアン・ペドロ、イングランド人FWリアム・デラップ、イングランド代表FWジェイミー・バイノー・ッテンスなど強力なアタッカーを補強。同時にイングランド代表FWノニ・マドゥエケ(アーセナル)、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(アル・ナスル)らが退団するなど人員整理も進めており、N・ジャクソンもバイエルンへのレンタル移籍が決定的と報じられていた。

 しかし、すでにドイツに渡航していたN・ジャクソンだったが、バイエルンへの加入が直前で取り消しとなった模様。チェルシーの新戦力であるデラップが負傷により最大8週間の離脱を余儀なくされたため、同クラブはN・ジャクソンにロンドンへの帰還を指示したという。

 『BBC』は、N・ジャクソンがチェルシーの判断に怒りを示していると報道。バイエルンへのレンタル移籍を成立させるため、選手サイドが動き出す見込みと指摘した。なお、一連の移籍破談報道後、N・ジャクソンの代理人を務めるディオマンシ・カマラ氏が自身の公式Instagramを更新。ストーリーズに「飛行機は後ろに進まない…ミュンヘン」と投稿しており移籍成立に向けた強い意志を強調している。

 急転直下の事態となったN・ジャクソンだが、残りわずかとなった移籍市場でどのような結末を迎えるのだろうか。

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