
<ニトリレディス 2日目◇29日◇北海道カントリークラブ 大沼コース(北海道)◇6955ヤード・パー73>
今年6月「日本女子アマ」を制した22歳・中澤瑠来(るな)にとって、9度目のツアー参戦。大会初出場だった昨年は予選落ちに終わったが、今年はトータル7アンダー・4位タイにつけ、自身初のトップ10内で決勝ラウンドに進んだ。
開催前には「初日にやらかすことが多いので…」と話していたが、「68」で3位発進。「メリハリのある、攻めるところは攻めて、ラフに入ったところは無理せずに…というゴルフができた」と、ボギーは1つだけ。自身が感じる弱点を払しょくするラウンドとなった。
2日目は、「前半はきのうよりも良いバーディパットがたくさんあった」と3つ伸ばしてハーフターン。だが、「少し苦しい場面もあってボギーが来てしまったので微妙です」と、後半はパッティングが決め切れず1つ落とすことに。それでも、「まずは目標にしていた予選突破がクリアできた」ことに安どの表情を浮かべた。
竹田麗央らと同じ2003年生まれの“ダイヤモンド世代”。戦友たちが先にプロの舞台で戦い活躍する姿は「刺激」になっている。現在は、地元・埼玉県にある東松山カントリークラブで研修生として働きながら、練習に励む日々。これまでプロテストは4度挑戦し、昨年は最終で敗退。今年は、日本女子アマ覇者として、最終からの出場が決まっている。
もちろん、目指すのは“合格”だ。そのために、今週や「日本女子オープン」など出場が決まっている国内女子ツアーの試合では、「オーバーパーを打たない」ことが目標のひとつでもある。これまでは状況やスコアによってイライラを隠せずにいたが、日本女子アマあたりから意識改革。「イライラしてもいいことがない」と、落ち着いてプレーに集中することができている。
プロテスト合格に向けて、大きな自信を得たい。優勝すれば、プロテストは免除となり、そのままツアープロ転向が可能になる。「順位が気になったりすることもあると思う。そういう時こそ、自分のやるべきことと、目の前の打球に集中してやりたいです」。強い眼差しを見せ、残り2日間もとにかく上を狙っていく。(文・高木彩音)