アーセナルが今夏8人目の補強へ? インカピエのレンタル画策…キヴィオルはポルト移籍か

 アーセナルの今夏8人目の補強が現実味を帯びているようだ。29日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

 報道によると、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの移籍についてアーセナルとポルトが合意に達したとのこと。移籍形態は買い取り義務が付随したレンタルとなり、最大で2700万ユーロ(約46億円)の移籍金が発生するパッケージとなっているようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともに、ポルトがキヴィオルのレンタルについてアーセナルと合意に達したと指摘。レンタル料は200万ユーロ(約3億4000万円)、買い取り義務は1700万ユーロ(約29億円)に設定されており、追加オプションや売却条項などを含めると最大総額2700万ユーロ(約46億円)が発生する契約だという。

 一方、アーセナルはレヴァークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエの獲得に向けた動きを強めている模様。ロマーノ氏によると、レヴァークーゼンはアーセナルが提示した買い取り義務付きレンタルという提案を受け入れ、現在は両クラブ間で料金構造の詳細部分の調整が進められているという。インカピエはアーセナル加入を熱望しており、すでに個人的な条件に関しては合意に達しているようだ。
 
 なお、キヴィオルのポルト移籍については、アーセナルがインカピエを獲得することが条件であると『アスレティック』は指摘。果たして、アーセナルは2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したインカピエをスカッドに加え、キヴィオルをポルトへ送り出すことになるのだろうか。移籍市場の閉幕が刻一刻と迫る中、3クラブが絡む交渉の行方に注目が集まる。

 アーセナルは今夏の移籍市場でスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュやイングランド代表MFエベレチ・エゼ、スペイン代表MFマルティン・スビメンディら7名を獲得。インカピエの移籍が実現すれば今夏8人目の補強となる。

externallink関連リンク

●長田澪がU21ドイツ代表に招集!…かつて川崎Fの下部組織に在籍、ブレーメンで今季ブンデスデビュー●トッテナムが待望の補強へ! 約103億円でX・シモンズ獲得に迫る…ライプツィヒと合意か●アーセナルに痛手…ハヴァーツがひざの負傷で手術実施、数週間の離脱へ●フェネルバフチェがモウリーニョ監督を解任…就任からわずか1年、CLのPO敗退が決定打に●南野拓実所属のモナコもオファー提示?…カンテに今夏リーグ・アン復帰の可能性浮上か
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)