
「マスターズ」を主催するオーガスタ・ナショナルGCと「全英オープン」主催のR&Aは26日、2026年度の出場資格を変更すると共同で発表。10月の国内メジャー「日本オープン」(日光カンツリー倶楽部/栃木)優勝者に両メジャーの出場権が付与される。
今回の発表では、新たに各国のナショナルオープン勝者にマスターズの出場権が与えられることを明らかにした。対象となるのは、日本オープン、欧米共催「ジェネシス・スコットランドオープン」、DPワールド(欧州)ツアー「スペインオープン」「オーストラリアオープン」「南アフリカオープン」、アジアンツアー「LINK香港オープン」の6大会となる。
オーガスタナショナルGCのフレッド・リドリー会長は、「マスターズは招待する選手に国際的な代表性を長年重視してきた。我々はR&Aとともに、ゴルフのグローバルな発展を共通の目標に掲げている。この発表は、歴史あるナショナルオープンで頂点に立ったトップ選手を称えるという、両組織の共通のビジョンを強化するもの。来年からマスターズと全英オープンで代表選手たちがさらに輝くことを期待する」とコメントを添えた。なお全英オープンはこれまでも日本オープン優勝者に門戸を開いてきた。
また米国男子ツアーの『フェデックスカップ・フォール』シリーズ優勝者にマスターズへの出場権を付与していたが、来季から招待を取りやめることも決まった。全英オープンは2013年から予選シリーズを実施しており、世界各国でツアーを通じて出場権獲得の機会を提供している。今年後半から13カ国で開催される15大会で、2026年の全英オープン(ロイヤル・バークデール/イングランド)出場権が争われる。
R&Aの最高経営責任者マーク・ダーボン氏は「各国のナショナルオープン優勝者に出場権を提供することで、両メジャーの質を今後も高め続けられると確信している」と話した。(文・武川玲子=米国在住)