鍵を握るのはキヴィオル&ジンチェンコの去就?…インカピエはアーセナル移籍を熱望か

 アーセナルがレヴァークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエに関心を寄せているようだ。25日、イギリスメディア『BBC』やドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 今夏の移籍市場でスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュ、イングランド代表MFエベレチ・エゼ、スペイン代表MFマルティン・スビメンディらここまで合計7名を獲得しているアーセナルだが、さらなる補強の可能性が浮上。2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝に貢献したインカピエがレヴァークーゼン退団を希望していることを受け、獲得の可能性を模索しているという。

『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者によると、アーセナルはすでにレヴァークーゼンと連絡を取り合っており、インカピエはミケル・アルテタ監督率いるチームへの加入を熱望しているとのこと。契約解除金は6000万ユーロ(約103億円)に設定されているが、それを下回る金額で移籍が成立する可能性もあるという。トッテナム・ホットスパーも関心を寄せているものの、現時点ではアーセナルが最有力の選択肢となっているようだ。

 一方、アーセナルがインカピエの獲得に乗り出すためには既存戦力の売却が必須となっている。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルとウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコの去就が鍵を握ることになると指摘。キヴィオルに対してはポルトが関心を寄せており、2000万ユーロ(約34億円)を超えるオファーが提示される見込みだという。

 現在23歳のインカピエは母国のインデペンディエンテでプロデビューを飾り、アルゼンチンのCAタジェレスを経て2021年夏にレヴァークーゼンに加入した。ここまで公式戦通算166試合に出場し7ゴール5アシストをマーク。ブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇を成し遂げた2023-24シーズンは3バックの一角や左ウイングバック(WB)を務め、公式戦通算43試合出場1ゴール1アシストという成績を残した。

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