無敗優勝を知る23歳DFがレヴァークーゼン退団を希望…アーセナル&トッテナムが関心か

 レヴァークーゼンに所属するエクアドル代表DFピエロ・インカピエが退団を希望しているようだ。25日、イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 2023-24シーズンに史上初のブンデスリーガ無敗優勝を成し遂げたレヴァークーゼンだが、当時のシャビ・アロンソ監督(現:レアル・マドリード)は今夏で退任。さらにはドイツ代表DFヨナタン・ター(現:バイエルン)、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(いずれも現:リヴァプール)、スイス代表MFグラニト・ジャカ(現:サンダーランド)が退団し、“無敗優勝チーム”の解体が進んでいる。

 こうした状況の中、またしても無敗優勝を知るメンバーに移籍の可能性が浮上しているようだ。移籍市場に精通するロマーノ氏によると、左利きセンターバック(CB)のインカピエが今夏のレヴァークーゼン退団を希望しているとのこと。契約解除金は6000万ユーロ(約103億円)に設定されており、プレミアリーグのクラブが獲得に興味を示しているという。

 トッテナム・ホットスパーは10日前にレヴァークーゼンと接触済みで、契約解除金と同額の6000万ユーロ(約103億円)の買い取り義務が付随したレンタルオファーを提示した模様。また、同じノースロンドンを本拠地とするアーセナルも関心を寄せており、ポーランド代表DFヤクブ・キヴィオとウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコを売却した場合には獲得に乗り出す可能性があるという。

 現在23歳のインカピエは母国のインデペンディエンテでプロデビューを飾り、アルゼンチンのCAタジェレスを経て2021年夏にレヴァークーゼンに加入した。ここまで公式戦通算166試合に出場し7ゴール5アシストをマーク。ブンデスリーガ無敗優勝とDFBポカール制覇を成し遂げた2023-24シーズンは3バックの一角や左ウイングバック(WB)を務め、公式戦通算43試合出場1ゴール1アシストという成績を残した。

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