小平智を7年ぶりVに導いた“10年もの”5Wと特注アイアン「三浦技研で好きな顔に」【勝者のギア】

<ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント 最終日◇24日◇北海道ブルックスカントリークラブ(北海道)◇7286ヤード・パー72>

7年ぶりの復活優勝を果たした小平智。7年前はプロギアと契約していたが、2021年にクラブ契約フリーになったことで、現在のセッティングは6メーカーの混合セットになっている。
ドライバーはキャロウェイの『パラダイム トリプルダイヤモンド』で、3番ウッドは『Qi10』と最近のモデルを使っている一方、5番ウッドは2012年モデルのプロギア『iDナブラ ブラック』。この5Wは2015年頃から使いはじめて、2018年に米国ツアーで初優勝したときも使用していた。

そして、これまでの優勝に大きく貢献してきたのがスコッティ・キャメロン『ニューポート2プロトタイプ』。「パターはずっと変えていません。今回の優勝でツアー6勝目です」と信頼を置く一本となっている。

5W、パターを変えない一方で、昨年から使いはじめたのが三浦技研のアイアン『MG TC-102』だ。このアイアンについては、顔を小平の好みに調整した特注モデルになっている。

「三浦技研さんには本当にお世話になっていて、自分の好きな顔に削ってもらいました。打感も顔もすごく気に入っています」。兵庫県姫路市にある三浦技研の工場まで赴き、作成された“小平仕様”だ。

アイアンはコンボセットにしていて、5番からPWは『MG TC-102』だが、4番はヨネックスの『EZONE CB 702フォージド』にしていた。これはヨネックスの軟鉄鍛造アイアンで史上最高の飛距離性能を追求したモデル。この1本だけシャフトも同社の純正シャフトを使っている。

「今、クラブに対して不満はない」と語った小平。新旧をおりまぜて、納得できる14本がそろったことが復活優勝につながったようだ。

【小平智の優勝セッティング】
1W:キャロウェイ パラダイム トリプルダイヤモンド(10.5°ツアーAD クワトロテック75-X)
3W:テーラーメイド Qi10(15°ツアーAD CQ-7X)
5W:プロギア iDナブラ ブラック(18° ツアーADプロト)
4I:ヨネックス EZONE CB702(21°レクシス スチールコア TYPE-H 120X)
5I〜PW:三浦技研 MG TC-102(ダイナミックゴールド EXツアーイシュー)
52°:ボーケイSM9 Fグラインド(ダイナミックゴールド EXツアーイシュー)
56°:ボーケイSM9 Sグラインド(ダイナミックゴールド EXツアーイシュー)
60°:ボーケイSM9 Mグラインド(ダイナミックゴールド EXツアーイシュー)
パター:スコッティ・キャメロン ニューポート2 プロトタイプ
ボール:タイトリスト プロV1x

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