ロシアの「アンテナもりもり軍艦」出現→海自「最速のミサイル艇」で急行か “空の目”と連携して警戒監視

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アンテナいっぱいロシア艦が津軽海峡を東進

 防衛省・統合幕僚監部は2025年8月22日、津軽海峡を西から東へ航行するロシア海軍のヴィシニャ級情報取集艦を確認したと発表、海上自衛隊が撮影した画像を公開しました。

 今回確認されたヴィシニャ級情報収集艦の艦番号は「208」で、8月21日午前9時頃に渡島大島(北海道)の南西約50kmの海域に出現。その後、21日から22日にかけて津軽海峡を東進したのち、襟裳岬(北海道)南の接続水域内を北東進し、太平洋へ向けて航行したといいます。

 これに対し、海上自衛隊が余市基地(北海道)の第1ミサイル艇隊に所属するミサイル艇「くまたか」と、八戸基地(青森県)の第2航空群に所属するP-3C哨戒機によって警戒監視・情報収集を行っています。

「くまたか」は、海上自衛隊が6隻保有するはやぶさ型ミサイル艇の2番艇で、北海道の余市防備隊に配置されている第1ミサイル艇隊に所属しています。全長約50m、基準排水量200トンという小型船ながら、搭載するガスタービンエンジン3基によって最大44ノット(約81.5km/h)を発揮することが可能で、このスピードは海上自衛隊が保有する艦艇のなかでは最速を誇ります。

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