最新技術追求の『ミズノプロMシリーズ』が8月29日デビュー!コンターエリプスフェースになった『M-15』を【打ってみた】

ミズノから、新作アイアンのアナウンス。「ベストスコアを目指すゴルファーの挑戦のため“妥協のない設計”を追求したアイアン『Mizuno Pro M-13』、『Mizuno Pro M-15』、『Mizuno Pro S-1』を8月29日に全国取扱店で発売します」と、同社広報。税込価格は『M-13/M-15』が6本セット165,000円、『S-1』が151,800円。
今作『ミズノプロ M』シリーズは新たな位置づけとして“Modern=最新”を意味するMを冠して新たに展開し『M-13』と『M-15』が目玉機種で、女子プロにも人気の『Mizuno Pro 243/245』の後継にあたる。また、4年改版のツアーモデル『ミズノプロS』シリーズからはマッスルバックの『S-1』が発売され【コンターエリプスフェース】搭載のドライビングアイアン『Mizuno Pro FLI-HI』(税込34,100円)も刷新される。
今月始めに行われたメディア向け試打会で、契約プロの時松源蔵、稲垣那奈子、仲村果乃がデモンストレーションを行い、使用感を語った。『S1』を試した時松は「S3よりS1の方が上がる感じで素晴らしい打感ですし、だいぶスピン量も出ます。小ぶりでボールに集中できる感じで、一番は弾道操作性がいいこと」と話していた。
『JPX923 FORGED』がエースで『M-13』を試した仲村は「シュッとして小さく見えますけど、打てばとにかくやさしさを実感できるクラブだと思います」とコメント。また『Mizuno Pro 245』で初優勝を挙げた稲垣も後継の『M-15』の7番で6,000rpm弱で160.4ydのフェードを放ち「(打感・顔つき・デザイン・飛距離・寛容性の)全部がほしい欲張りな人にオススメ」と話していた。
 
■コンターエリプスフェースの採用が加速!
 
女子ツアーでは『M-13』の前作『243』が稲見萌寧や大里桃子らの契約外選手からも愛されたが、今作は製法・素材を最適に織り交ぜて「番手別設計」を加速。4~5番は独自の楕円状の肉厚分布を施した【コンターエリプスフェース】を採用したフルポケットキャビティで、6~8番はクロモリ鍛造をマイクロスロットで切削してやさしさを出し、9~GWは1ピースの軟鉄鍛造。また、フルショットで抜けの良さを発揮する「トリプルカットソール」も採用されている。
中空の『M-15』もこのソールだが、注目は【コンターエリプスフェース】の採用で反発係数を前作『245』より上げ、高初速エリアを8%も拡大できたこと。内部のタングステンも47➡50gに増し、ソールから浮かせて配置する工夫も芯の広さに貢献した。そして、このフェースを『FLI-HI』にも採用した結果、高初速エリアが22%も広がるなど、アイアンにおける“ゲームチェンジャー”的技術にも感じてくる。
それは芯をかなり外しがちな記者の試打結果にも如実に現れた。昨年の『JPX925』から入った【コンターエリプス】の実力は既に多くの人が知るところだが、『M-15』ではより強く寛容性を感じる結果に。下目やトウに外しても弾道の見た目に変化が少なく、タテ距離の落ち込みも極小。4、5番の頂点の高さを7番に近づけられたのも好印象で、下の番手のスピンの入りや抑えた弾道の打ちやすさなど、前作『245』よりセット全体の完成度が増したと感じた。
これらはレンジ球での結果だが、最後に本球の『Mizuno Pro X』で『FLI-HI』の3番を強振してこの日一番驚いた。反発係数0.833でも音は穏やかで、トランポリンのように一度吸い付き、素早く押し返す心地よい打感。滞空時間がとにかく長くて、3段伸びして240yd近いキャリーに。歴代『FLI-HI』を試してきた中で『コンターエリプスが入るとこんなに良くなるのか!』と、ただただ驚くしかなかった。(編集部M・K)

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