“ビッグボーナス”14億円超は誰の手に？　松山英樹が挑む最終戦フォーマットをおさらい

＜ツアー選手権　事前情報◇20日◇イースト・レイクGC（ジョージア州）◇7440ヤード・パー70＞
 
米国男子ツアーのプレーオフシリーズは、今週開催される「ツアー選手権」が最終戦。フェデックスカップランキング上位30人しか出場できないエリートフィールドで、今大会の優勝者が2025年シーズンの“年間王者”となる。
優勝者には1000万ドル（約14億7260万円）が与えられるというビッグトーナメントだが、今年はこれまでのハンディキャップ方式から競技方法が変更された。開幕前に、その仕組みをおさらいする。

2019年から昨年までは、ポイントランキングに応じてスコアに差をつけてスタートする『ハンディキャップ方式』だった。大会開催前のランキング1位は10アンダー、2位は8アンダー…というように、第1ラウンドスタート時のストロークに反映される。つまり、前週終了時点のポイントランキング上位ほど、有利な状況からスタートできる仕組みだった。

それが、今年は『ストロークプレー方式』に変更され、30人全員がイーブンパーの横一線でスタートする。これまでのランキングは一切関係ない。最終戦の優勝者こそが年間王者に輝く。ボーナスは1～30位の全選手に分配される。1位は1000万ドル、2位は500万ドル（約7億3640万円）を獲得し、最下位であっても35万5000ドル（約5228万円）を獲得できる。

【最終戦のボーナス金額】※為替レートは8月20日時点
1位:1000万ドル（約14億7260万円）
2位:500万ドル（約7億3640万円）
3位:370.5万ドル（約5億4570万円）
4位:320万ドル（約4億7127万円）
5位:275万ドル（約4億497万円）
6位:190万ドル（約2億7980万円）
7位:140万ドル（約2億616万円）
8位:106.5万ドル（約1億5683万円）
9位:90万ドル（約1億3254万円）
10位:73.5万ドル（約1億824万円）
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26位:37.5万ドル（約5522万円）
27位:37万ドル（約5449万円）
28位:36.5万ドル（約5375万円）
29位:36万ドル（約5302万円）
30位:35.5万ドル（約5228万円）

プレーオフシリーズ最終戦は、現地時間21日（木）に幕を開ける。夢のようなビッグマネーと年間王者の栄冠を手にするのは果たして…。