
お盆も過ぎたが、まだまだ日本列島は“酷暑”が続く毎日。年々、夏が伸びている…という気もするが、そんななかで連日18ホールをプレーする女子プロゴルファーは、どんな暑さ対策をして、過酷なラウンドに臨んでいるのか? それは、我々アマチュアゴルファーにも参考になるはず! 健康第一で、かつラウンドも楽しめる、そんな方法を紹介。
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先週の「NEC軽井沢72ゴルフ」は5位。「ミネベアミツミレディス」、「明治安田レディス」で連続2位に入るなど、ここまでトップ10入り6度と飛躍を遂げているのが、プロ3年目の24歳・仲村果乃だ。
メルセデス・ランキングでも15位につけ、初優勝が近づいているひとりに、酷暑対策を聞いてみると、1本の小さめなボトルを見せてくれた。この中身は、一体?
「虫よけのために、ハッカと水を混ぜたものを作って、試合中も持ってきてるんですけど、これ靴下にかけたらスースーして涼しいことに気づいて、暑さ対策にも使ってます」
こう言ってニコニコしている。聞くと、これは市販されているハッカの原液と水を「1:4」ほどの比率で混ぜ合わせて作っている“手作り品”。「虫も寄ってこないですよ」と、本来の役目も果たしつつ、足元の涼しさを感じられる一石二鳥の“魔法水”だった。今季から作りはじめて、5位になった軽井沢でも「使ってますよ」と笑顔。今では手放せない一本になっている。
この他にも、「氷のう、あとは(市販されている)冷却スプレー」はマストアイテム。これらをバッグに携え、足元も涼しく軽く、悲願の初優勝へと突き進んでいく!