
今季初のボギーフリーのラウンドで、首位と2打差の7位タイにつけている吉本ひかる。身長152センチながらもフェアウェイウッドを武器に戦う吉本に、ミスしないコツを聞いた。
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フェアウェイウッドが当たらないと悩む人の多くが、ボールを打ちにいって体が左に突っ込み過ぎていると思います。だから、インパクトでつまってダフったり、チョロが出たりするんです。
そんな人に一度試してほしいのが、ダウンスイングで右足前にヘッドを落とすつもりで振ること。左に突っ込む動きが抑えられるので、体が開きにくくなります。右足前に落とそうとしても、遠心力でヘッドが前に行くので実はダフらないんです。
パー3など、「ミスしたくない」場面ではグリップの真ん中くらいを握るのもオススメです。短く握ると芯に当たる確率が上がるので、意外と距離は落ちませんよ。
■吉本ひかる
よしもと・ひかる/1999年生まれ、滋賀県出身。昨シーズンは34試合に出場して8度のトップ10入りを果たし、メルセデス・ランキング19位で2年連続シード権を獲得した。マイナビ所属。
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