高知県日高村は甘いトマトであるフルーツトマトの産地で独自のブランド『シュガートマト』の名で知られています。通常のトマトの糖度が5％なのに対し、『シュガートマト』は8％以上あり、果実並みの甘さがあります。そして普通のトマトは水に浮きますが、果肉が詰まって水に沈むという特性もあります。
この『シュガートマト』を使ったオムライスで地域おこしをしようと行政が立ち上がり、2015年にオムライス街道ができました。現在店舗は11店舗あります。オムライスにトマトを使うのはケチャップですが、日高村では『シュガートマト』の特徴を出すため、各店舗とも趣向を凝らしたオムライス作りを行っています。オーソドックスタイプながらトマトの固形を残したケチャップを使用した店や、トマトのスライスが乗ったオムライスを販売する店もあります。いずれも『シュガートマト』がサラダなどにトッピングされているため、一緒に味わう事が出来ます。甘い『シュガートマト』を使っているため、ケチャップで炒めたご飯自体が、通常の味とは別物です。そして卵の上にかけるケチャップも普通の味とは違い、甘い独特の味わいがあります。
またトッピングされた『シュガートマト』からはトマトとは思えない甘い味わいがあります。日高村でオムライスを食べて、お土産に『シュガートマト』をという場合は『道の駅ひだか』が最適です。高知市から30分と近い為、週末の昼時はにぎわいを見せています。何処でも食べれるオムライスではないので、高知へ着た際は日高村を目指す琴をお勧めします。ルートに乗って走っていると目立つ看板が多くあるのですぐわかります。
[写:Kanko*@fliker]※写真は普通のトマトです。
コメント一覧