40度超えの危険な暑さで倒れないために……通気性抜群なキャップ&バケットハットで頭部をしっかり保護!

ゴルフにおいて、キャップやハットなどの『ヘッドギア』の着用はマナーの一つだが、夏には熱中症対策をする意味でも必ず着用したい。レッスンなどで頻繁にラウンドをこなす海老原秀聡は、かぶり心地抜群な夏用の『ヘッドギア』を持つのがおすすめと話す。
「頭に日差しを直接浴びるとどんどん体温が上がり、体力を奪われていきます。ぼーっとした感じになってプレーに集中できなくなりますし、放置すれば熱中症になる危険性も高まります。でも、日差しを遮る『ヘッドギア』をかぶると疲労度が大きく変わります」

全国各地で40度を超える気温を記録するなど、危険な暑さが頻発している。長時間屋外でプレーするゴルフは、特に注意しなければならないだろう。それだけに、素材やかぶり心地も選ぶうえでの大きなポイントになるという。

「最新モデルはサラッとした素材で通気性も良いので熱がこもりにくいですし、かぶり心地も快適で長時間の着用でもストレスがありません。その中で遮光性を重視するならバケットハット、通気性を重視するならキャップを選びましょう。好みに合った夏用の『ヘッドギア』があれば暑い日のラウンドでも楽しんでプレーできますよ」

今回はそんな『ヘッドギア』を5段階で評価。具体的な評価項目は、かぶり心地、通気性、遮光性、軽量性、コストパフォーマンスの5点。結果はS+、S、A+、Aの4段階から評価し、ベストバイを決めた。

S+評価でベストバイに選ばれた『ヘッドギア』は?

■トミーアーマー『サーマルバケットハット』
全体にメッシュが使われたバケットハットで、非常に軽く柔らかい。快適なかぶり心地で、生地の吸湿速乾性も高く、ラウンドで長時間かぶってもストレスがない。接触冷感の機能が付いていることもポイント。

同じくS+評価だったのは?

■トミーアーマー『メッシュキャップ』
通気性は全モデル中トップの性能。柔らかい生地で、軽快なかぶり心地になっていて、ストレスがない。ツバも長めになっていて、遮光性も十分。頭をすっぽり覆うように深くかぶりやすい設計も大きな特徴。

残りの4種はS評価だった。

■ニューエラ『2WAY アドベンチャーハット サンシェード メッシュPROLIGHT』
バケットハットの後ろ側にサンシェードが付いた遮光性重視のヘッドギア。耳元や首周りをしっかり日差しからガードすることができる。全体的に柔らかい素材が使われているので、スムーズにスイングできる。

■オークリー『STALWARTハット 25.0』
丸みを帯びたデザインでツバも長めに設計された個性的なデザインのバケットハット。すっぽりとかぶれて、耳や首をしっかり覆ってくれるので遮光性の高さもある。素材のしっかり感でたたんでも型崩れしにくい。

■オークリー『STALWARTキャップ 25.0』
頭全体を包み込むように接触冷感の生地が使われていて、ヒンヤリ気持ちいいかぶり心地のキャップ。見た目以上に通気性も高く、コメカミの辺りからしっかり風が入ってくるので熱がこもりにくい。

■ニューエラ『キャップ トラッカー サンシェード 9FORTY A-Frame PROLIGHT』
後頭部から首にかけてを覆うサンシェード付きで、遮光性を高めたキャップ。通気性も高いので、『ヘッドギア』としての性能バランスが秀逸。柔らかいメッシュ素材で締め付けも少ないのでかぶり心地も快適だ。

【解説】
海老原秀聡
えびはら・ひであき/1990年生まれ、東京都出身。中央学院大学卒業後、プロテストに一発合格。現在はアマチュアのレッスンに注力している。鋭い感性を生かして、ギアやモノの性能を的確に分析する。

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