グラファイトデザイン『TOUR AD FI』、軽量モデル『TOUR AD Lia』、9月5日デビュー

グラファイトデザインから、新作シャフトのアナウンス。「2025年9月、株式会社グラファイトデザインは『TOUR AD』ブランドから、『FI』と『Lia(ライア)』を発売いたします」と、同社広報。既に『FI』はツアー投入者が多数出ており、生源寺龍憲が「曲がり幅が少ない」と投入して勝利している。
同社の弾道におけるポジショニングマップでは、昨年モデルの中調子『GC』はど真ん中だったが、今作『FI』は明確にフェード系に位置し、名器『DI』よりわずかに高弾道になるポジション。その設計にはどんな特徴があるのか。
「『TOUR AD FI』は新たなテクノロジーを採用しシャフトパフォーマンスで弾道を革新する、新基準の高初速・高打ち出しシャフトで、低重心・低スピン化する1Wヘッドの性能を最大限に活かすため、ボール初速を落とさず高い打ち出しになるよう開発されました。前作『TOUR AD GC』で採用したシャフトのねじれとつぶれを抑え、高いミート率とボールスピードへと導く技術を継承し、シャフト先端を特殊な技術で補強する【トルネードチップテクノロジー】を新たに採用し、スイング時の粘り感と高い打ち出しで大きな飛びへ導きます」(同)
 
キックポイントは中調子で、スペックは『FI-4』(R2,R1,S,X)、『FI-5』(R2,R1,S,X)、『FI-6』(SR,S,X,TX)、『FI-7』(S,X,TX)の15種類を用意。『FI-6S』はノーカット時に66g・トルク3.2で、『FI-5S』は57g・4.5で、税込46,200円となる。かたや、『Lia』はシリーズ最軽量モデルだ。
「『TOUR AD Lia』は強さを秘めた軽さでやさしく確実に飛ばせるTOUR ADシリーズ最軽量の次世代シャフト。軽量モデルに有りがちな、頼りない、柔らかすぎるという声に応えるため開発し、『GC』や『FI』にも搭載されるAD Shieldをウッドからアイアンまで採用し、軽量ながらもしっかりとした振り心地で、軽さと安定感を両立しました。フルラインナップにすることでウッドからアイアンまでの振り感を統一させ、ラウンドを通じて安心してスイングすることが可能になります。ヘッドスピードが遅めの方やレディス用シャフトでは物足りないゴルファーに使っていただきたいシャフトです」(同)
 
各モデル、スペックは2種類で、ウッド用の『Lia WOOD』はフレックス『Light R』(37g・トルク6.9)と『Light S』(39g・6.8)となる。ハイブリッド用、アイアン用もキックポイントは中調子で、ウッド用が税込46,200円、ハイブリッド用が26,400円、アイアン用が13,200円。

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