レヴァークーゼンがFWシックとの契約を2030年夏まで延長!…主力流出も“得点源”は残留へ

 レヴァークーゼンは4日、チェコ代表FWパトリック・シックとの契約延長を発表した。新たな契約期間は2030年6月30日までとなっている。

 当初の契約期間は2027年6月末までとなっていたため、3年間の延長が実現した形に。レヴァークーゼンは今夏、ドイツ代表DFヨナタン・ター(バイエルン)、オランダ代表DFジェレミー・フリンポン(リヴァプール)、スイス代表MFグラニト・ジャカ(サンダーランド)、ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(リヴァプール)と主力の流出が相次いでいたが、“得点源”のシックは残留する形となった。

 現在29歳のシックは母国の名門スパルタ・プラハの下部組織出身で、2013-14シーズンにトップチームデビューを飾った。その後はサンプドリアやローマ、ライプツィヒを経て2020年夏にレヴァークーゼンへ完全移籍加入し、ここまで公式戦通算168試合で81ゴール21アシストをマーク。2023-24シーズンのブンデスリーガ無敗優勝にも貢献し、昨シーズンはブンデスリーガで得点ランク2位の21ゴールを挙げた。

 レヴァークーゼンとの新たな契約書にサインしたシックは、クラブ公式サイトを通じて次のように喜びを語った。

「僕はこれからもゴールを量産し続けるつもりだし、それこそが僕の強みだ。タイトル獲得の可能性を秘めた新たなチームを築く上で、中心選手になれることを楽しみにしている。未来への展望は非常に素晴らしい。このクラブは未来を見据えたトップチームの編成に真剣に取り組んでいて、ブンデスリーガとヨーロッパの大会で今後も重要な役割を担っていくと確信している」

 また、レヴァアークーゼンのジモン・ロルフェスSD(スポーツディレクター)は次のようなコメントを発表している。

「この契約延長により、我々は今後数年間に渡り極めて高い目標を目指すチームにとって非常に重要な選手を確保できたことになる。新たなシーズンを迎えるにあたり、パトリックがチームの成長を牽引する原動力になると確信している。彼は卓越した技術と並外れた得点力に加え、豊富な国際経験も兼ね備えており、チームに必要な安定性と組織力をもたらしてくれるだろう」

【動画】レヴァークーゼンがシックとの契約延長を公式発表!

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