日本勢の全英制覇に吉兆データ 山下美夢有と竹田麗央を後押しする“勝率83.3%”

<AIG女子オープン 2日目◇1日◇ロイヤル・ポースコールGC(ウェールズ)◇6748ヤード・パー72>

2025年の海外メジャー今季最終戦「AIG女子オープン」(全英)は、予選ラウンドを終えて、山下美夢有がトータル11アンダーで単独首位に立った。2位はトータル8アンダーの竹田麗央。日本ツアーの女王経験者が、ワンツーで決勝ラウンドに進む。
トータル4アンダー・3位タイに4人、トータル3アンダー・7位タイに3人が並び、山下と竹田が混戦から抜け出している形になった。決勝ラウンドは2サムの組み合わせで、山下と竹田の“一騎打ち”のような展開になることも予想される。

全英の記録を見てみると、第2ラウンド終了時点での最大ストローク差は5打でこれまで3例がある。1996年のエミリー・クライン(米国)、2012年の申ジエ(韓国)、23年のアリー・ユーイング(米国)で、そのうち優勝カップを掲げられなかったのはユーイングだけ。

同様に4打差でのリードも過去3例あり、81年のデビー・マッシー(米国)、05年のジョン・ジャン(韓国)、10年のヤニ・ツェン(台湾)で、この3人は全員、そのまま全英制覇を飾った。

これまでの全英の歴史をもとに計算すると、第2ラウンド終了時点で、4打以上のリードをもって決勝に入る選手が優勝する確率は5/6、すなわち83.3%。山下は3位グループに7打の大量リード、竹田も4打差をつけている。“日本勢”と3位以下という構図で見ると、この2人の優勝の可能性は極めて高いと言える。

ムービング―でこのままリーダーボードを引っ張り、19年の渋野日向子以来のシンデレラが誕生するのか?

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