アニカ・ソレンスタム主催のジュニア大会が日本で初開催! 過去には世界で活躍する日本勢の参戦も

米ツアー通算72勝を誇る女子ゴルフ界のレジェンド、アニカ・ソレンスタムが設立した『ANNIKA Foundation』主催の女子ジュニアゴルフトーナメント「アニカ・インビテーショナル・アジア PRESENTED BY サーティワン アイスクリーム」が、10月14~17日の日程(競技は15日から3日間)で、静岡県のファイブハンドレッドクラブで開催される。B-R サーティワン アイスクリーム株式会社の特別協賛によるもので、日本での開催は今回が初となる。
ソレンスタムは今回の開催に「日本で開催できることを大変うれしく思います。現役時代から思い入れが強い日本に、今秋このような形で戻ってこれることを楽しみにしております。日本、そしてアジアには、大学やプロの舞台で活躍する才能ある選手が数多くいます。本大会を通じて、若い女性選手たちがコースの内外を通じて高めあい、ゴルファーとしても人間としても成長していく姿を見るのが今から待ち遠しいです」とコメントした。

大会には、アジア各国から選抜された最大78名のジュニアゴルファーが出場。将来を嘱望される若手たちが、54ホールのストロークプレーで頂点を争う。また、トーナメント前日には、アスリートとしてだけでなく一人の人間としても成長することを目的とした、ソレンスタムによるゴルフクリニックの実施も予定されている。

本大会は、『ANNIKA Foundation』が展開する「パスウェイ・シリーズ」の一環に位置づけられており、3位タイ以上の成績を収めた選手には、2026年に米フロリダ州で開催予定の世界最高峰ジュニア大会「ヒルトングランドバケーションズ・アニカ・インビテーショナル・プレゼンテッド・バイ・ロレックス」への出場権が与えられる。

歴代者には、現在LPGA ツアーで戦うセリーヌ・ブティエ(フランス)、アリソン・リー、エンジェル・イン(ともに米国)ら他、昨年大会では“16 歳の天才”と言われるアステリスク・タリー(米国)のような新星も名を連ねている。

日本勢も例外ではなく、米ツアー2勝(うちメジャー1勝)の古江彩佳、メジャー2勝の笹生優花、国内ツアー6勝を誇る渡邉彩香、また、今年5月の国内女子ツアー「リゾートトラスト レディス」でツアー初優勝を果たした稲垣那奈子は、2018年のアジア大会で優勝、19年大会では2位に入るなどの実績を残している。

稲垣は今大会について「出場するまでは、海外の試合に自分一人で行くという行動力みたいなものはあまりなかったけれど、思い切ってアニカ・インビテーショナルに出場したら世界が広がりましたし、その後、自分の経歴に海外のトーナメント実績として残ったのも大学の進学に少し有利に働いた部分もあったので、自分の人生を大きくしてくれた、広げてくれた、視野を広げてくれたという感じですね」と話した。

本大会の優勝者にはLPGAツアー出場権が与えられることもあり、多くの選手にとって大きな飛躍のきっかけとなってきた。世界の舞台を目指すジュニアたちによる熱戦と、新たなスターの誕生に期待がかかる。

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