今夏に3度目の加入も? ドルトムンがサンチョの動向注視…マンUは約32〜36億円を要求か

 ドルトムントがマンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWジェイドン・サンチョに関心を寄せているようだ。28日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在25歳のサンチョはマンチェスター・シティの下部組織出身で、2017-18シーズンにドルトムントでプロデビューを飾った。2021年夏にはマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、約2年半で公式戦通算82試合出場12ゴール6アシストという成績を残したが、エリック・テン・ハフ前監督(現:レヴァークーゼン監督)との関係性が次第に悪化。昨年1月にはドルトムントへ、同年夏にはチェルシーへレンタルで放出された。

 昨シーズンは一定の成績を残したものの、給与面で合意に至らず、チェルシーは500万ポンド(約10億円)を支払ってレンタル契約に付随していた買い取り義務を放棄。今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したが、ルベン・アモリム監督の構想には含まれておらず、アメリカで開催中のプレシーズンツアーにも帯同していない。現行契約は来年夏までとなっており、今夏の退団が既定路線と見られている。

 ユヴェントスからの関心が明らかになっているサンチョだが、“古巣”ドルトムントも動向を注視している模様。現時点で決定は下されていないものの、クラブ内での議論が続いており、3度目の獲得に乗り出す可能性もあるという。報道によると、マンチェスター・ユナイテッドは2021年夏の獲得時に費やした7300万ポンド(約145億円)を大幅に下回る1600万ポンド(約32億円)から1800万ポンド(約36億円)での売却を検討しているようだ。

 レンタルで復帰した2023-24シーズンには、約半年間の在籍ながらチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなど輝きを放ったサンチョ。果たして3度目の加入は実現するのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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